【花より男子】花沢類の幼馴染(男主) (完) (ページ33)

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セクハラ野郎ページ33

どれも美味しそうだなぁーっと眺めていると、牧野達がいた。

牧「これなんだろ、レバーかしら？」

「それ、フォアグラだよ」

…レバーって。
突っ立っているウェイトレスを呼ぶ

「ちょっと、これ取ってあげて」

「はっはい！かしこまりましたっ」

「はい。食べてごらん」

牧「あ…ありがと。ん、おいしっ」

美味しそうに食べるな。

俺も何か取ろうと思い、辺りを見渡す。

類「A、なんか取ってあげようか？」

「いーよ、大丈夫。類もなんか取ってきなよ」

類「じゃあ、ちょっと離れるけど。
Aもあんまうろちょろしないでね」

「はいはい」

ほんと、過保護だなぁ

さてと…あの眼鏡、ブラックリストに載ってなかったか？
まぁ、そんなの権力でどうにでもなるか。

「いいじゃない。かわいいねぇきみ。
スターになりたいと思わない？」

「や、やめて下さいっ。
お願い致しますっ」

さっそくセクハラしていた。

はぁ、こりゃ助けに行った方がいいかな。
静の誕生パーティーだ。
騒ぎになることはよした方がいい。

「なあ、あんた。よしなよ」

「なんだお前は、野郎には興味ないんだよ」

「彼女、嫌がってるからさ」
そう言いながらさっと背中で隠す。

「あ？なんだ君。よく見たら綺麗な顔してるね？」

なんだこいつ、そうとう酔ってんな。
くいっと指で顎を上げられた

「なにす「とっととその手を離しな」」

なんか牧野、顔赤くね？
もしかして…酔っ払ってる？

そう思った時には

牧「ふざけんなよっ‼」

眼鏡のおっさんこと、ニジテレビのディレクターにグーパンチを決めていた。

おいおい、騒ぎにしたくなかったのに
めちゃくちゃ目立ってるじゃんか。

牧「あんたみたいな人が、Aさんに触っていいと思ってんのか⁉」

ドコッバキッグシャッ

美「まっ牧野、もうやめとけ。死ぬぞ、そいつ」

う…ん。牧野を怒らせない方がいいなと、再確認した。