どうも、BTSの長男です4(男主)

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RM「Aヒョン、相談があって…ついてきてもらってもいいですか？」


そう言われてついていった先は作業室だった。
扉を開ければそこには、ホビとユンギもいた。
ラップラインが勢揃いしてる。


「どうした？」


神妙な顔で皆、ソファに座ってるから俺も腰掛けて3人が口を開くのを待った。


ナムジュナが相談って言ってたけど、この3人が俺に相談ってなんだろう？
なんだか落ち着かなくてソワソワしそうになった時、ナムジュナが口を開いた。


RM「Aヒョンに作詞して欲しいんです」


「へ？」


ホソガとユンギの顔を見てもまっすぐ俺を見つめていて、総意であることが伺えた。


RM「Aヒョンの気持ちを詞にして欲しくて…それに俺らの気持ちをかぶせる感じで…」


「ちょ、ちょっと待て‼︎
俺は今までそういう事はしたことないし…」


RM「ダメそうでしたら、俺らで書きます。でも、この曲はAヒョンに書いてもらいたいんです」


何で急にそんなことを言い出すのか訳がわからなかった。


けど、3人からそんな顔で懇願されたら、断れないじゃないか。


「……わかった、やってみる」


そう言った時の3人の顔は忘れられない。
なんか、期待してるようだが俺は3人みたいな歌詞かかけないのに…


なんて、ため息を吐きそうになった。


原曲をダウンロードし、イヤホンで聴いてみる。


『どんな歌詞でもいい』


正直それが1番困るんだよな、なんてペンを持ちながら真っ白な紙に向かった。


だけど、この話を聞いた時にどんなことを書きたいかと考えたら1つしかなかった。


そもそも、俺に書けることなんて弟達のことしかない。


ただペンを走らせた。


直接だと照れ臭くて言えないこと
君と一緒なら笑顔になれること
いつも感じてること


原曲を聴きながら口ずさんでみる。


書いては消して書いては消してそう繰り返してやっと完成した曲をナムジュナに渡した。


RM「もう出来たんですか？」


なんて驚かれたけど、俺にとっちゃだいぶ時間かかっちゃったなと申し訳なく思ってたぐらいなのに


紙をめくる音が静かな部屋に響いて、照れ臭いことも書いてたから1人で確認して欲しかったんだけど…


なんて思っても、出ていける雰囲気でもない。
くそ…ホビとユンギの近くには他の奴らもいたから1人でいるナムジュナのとこに来たのに。

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