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JH side
その人はリーダー格ぽい人に肘で突っつかれてたのが、気になったがジミナが先に口を開いた。
JM「Aヒョンはあそこで眠ってるから静かにお願いしますね」
しーっと人差し指を口元に持っていって申し訳なさそうに眉が下がっている。
「あっ、そうだったんですね…、うるさくしてごめんなさいッ」
手で口を覆って申し訳なさそうに、声量落とした先程のリーダー格ぽい人は「では…」と、スカートを翻した時事件が起きた。
Aヒョンのことを聞いてきた1人が突如悲鳴をあげたのだ。
「きゃあああ!」
突然のことに僕らも肩が跳ねた。
ジニヒョンなんて「うわああああ⁉︎」なんて、人一倍大きな声を出して心臓を押さえてる。
あ、ごめんなさい…なんてビックリした女の子達に謝ってるけど
「ご、ごめんなさい…虫にびっくりしちゃって…」
虫だって⁉︎
ここ虫いるの⁉︎こ、困るんだけどッ!
サーッと青ざめた時、柔らかい声が楽屋に響いた。
「ん、な…に…、なんかあったの?」
なんて目を擦りながら、起き上がるAヒョンに
皆、「起きちゃった!」と同じ気持ちだったに違いない。
寝起きのAヒョンはぽわぽわしてる。
ああ、最悪。
口元がひくひくと引き攣る。
暫くボーっとしたAヒョンは、扉の前に目をやって固まった。
「なっ、お、起こせよ!
ごめんね…呑気に寝ててッ」
慌てて立ち上がってこちらに歩み寄ろうとしたヒョンがテーブルの角に足をぶつけてうずくまった。
JH「ちょ、Aヒョン、大丈夫⁉︎」
「い、1番痛いとこ…くぅッ」
何このヒョン可愛すぎるでしょ。
思わず顔を覆って空を見上げた。
数秒悶絶したヒョンは立ち上がって、
今日はよろしくねと頭を下げた。
先程のことは記憶から抹消したようだ。
けど、まだ痛むようで笑顔が引き攣ってる。
僕は吹き出すのを堪えたけど、
ナムジュナとシュガヒョンは顔を隠して肩を震わせてる。
「お休みのところすみません…」
と同じように頭を下げた女の子達。
その中から1人が前に出てきた。
「私ッ、Aオッパに憧れて芸能界に入ったんです!」
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悠人(プロフ) - 虹猫さん» 今晩起きてられますように……タリョラお待たせしました! まだ読んでくださっててよかったですTT 水上対決の方を書きましたのでまた後ほど🥰 (2021年12月11日 13時) (レス) id: 3b4c229fc2 (このIDを非表示/違反報告)
虹猫(プロフ) - 5章おめでとうございます!!そしてタリョラのお話!楽しみにしてます(๑˃̵ᴗ˂̵) (2021年12月11日 10時) (レス) id: 226f17ac54 (このIDを非表示/違反報告)
虹猫(プロフ) - あの回はマジで神回だと思ってます!お忙しい中でのリクエストすみません(>_<)でもどうしてもこの愛され主で読んでみたいと思いリクエスト書かせていただきました!楽しみにいつまでも待っております。お体に気をつけて頑張ってください、応援してます(^^) (2021年7月25日 20時) (レス) id: 226f17ac54 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - 虹猫さん» ありがとうございます!TT トロントとピクニック大好きです!…けど、小説にするのは難しそうなので料理対決か水上対決の方を書いてみますね^ ^ ちょっと時間がかかりそうなので気長にお待ちいただけると嬉しいです(ー ー;) (2021年7月18日 10時) (レス) id: ba0fca51ae (このIDを非表示/違反報告)
虹猫(プロフ) - そんな!ご自分のペースで更新なさってください、いつまでも楽しみに待っておりますので(^^)本当ですか?!私は対決とか好きなので料理や水上対決がお気に入りです。でも一番好きなのはBTSがトロントに行った回とピクニックですかね!! (2021年7月14日 23時) (レス) id: 226f17ac54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠人 | 作成日時:2021年5月8日 18時