【JK】防弾少年団の家政夫(男主)

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PD「日本人なのかい？」


「父が韓国人で母が日本人なんです。
3年前まで日本に住んでました」


PD「へえ〜、韓国語ペラペラだね」


「はい、父から教わってましたし3年もいたら自然と…まだ難しい言葉はわかりませんが、ある程度はできると思います」


PD「うんうん、そのぐらい出来てれば大丈夫だよ。住み込みでのバイトになるけどご両親から了承は得たかい？」


「はい、大丈夫です」


まあ、もちろん聞いてないけど、
俺がいない方が清々するだろうし。


PD「君のこの書いてあることだが、私がこれから言うルールを守ってくれるのならもちろんのむよ。いいかい？」


「もちろんです。
なんでも言ってください」


PD「うん。1つは恋愛禁止。
2つめは秘匿義務をしっかり守ること。
どんなに親しい相手でも絶対に漏らしてはダメだ。最後に勤務時間は変動制があるが大丈夫かい？」


「はい。何時でも働けます」


PD「どうしても仕事が朝早かったり遅かったり、差が激しかったりするんだ。
君の自由な時間はメンバーが仕事で出かけてる時とその日の仕事が終わり次第だ」


「わかりました。……その、答えられなければ大丈夫なんですけど、メンバーというのは…アーティストさんの家政夫ということでしょうか？」


PD「うん。だからアーティストの私生活を漏らされたら困るんだ。それはしっかり守ってくれ」


さっき恋愛禁止って言ってたよな？
もしかして女性アーティストグループとか？
浮かれた気持ちを表に出さないように、顔を引き締める。


「はい。わかりました。
必ず守ります」


PD「うん。頼むよ。
これが仕事内容だが、出来そうかい？」


一枚の紙がひらりと目の前に置かれた。
おお、、ほんとに家政夫の仕事内容しか書いてない…。
あんな怪しさ満点だったのに…。


意外とちゃんとした会社なのか…？


「はい。できます」


PD「で、君の条件だが、プライベートは一切干渉しない…と、これだけでいいのかい？」


「はい。それさえ守っていただければ大丈夫です」


PD「わかった。
警察沙汰になるようなことじゃなければ、こちらは一切干渉しないよ。
プライベートはプライベートだからね。
君の一人部屋も設けるから、そこらへんは心配しないように」


ん？なんか…面接だよな？もう合格が決まってるような口ぶりだな。
いや騙されるな。上げて落とされるかもしれない。

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