27 ページ26
次の日、無事に韓国に帰った俺たちは、
3週間後のLIVEに向けて動いていた。
衣装はキツくないか、これで踊れるか。
オープニング映像の撮影。
ステージ構成の確認。
とてもバタバタしていて、
終始、息を吐く暇もなかった。
まだ3週間あるだろうと思うかもしれないが、
されど3週間、それも3週間まるまるライブのために費やせるわけもなく、他の予定もある。
最高のステージを作るには、1分1秒を大切に使わなければならない。
終わった時間は早朝の5時。
ゾロゾロとその場を後にする。
宿舎についたのは7時でそのまま、変わる変わる風呂に入ってみんなバタンキューした。
「ん….」
目が覚めて時計を確認するとお昼の14時だった。
起きて早々お腹すいたな…と感じて立ち上がる……立ち上が……、立ち上がれん……。
あれ？デジャブ。
よく見るとお腹に手が回ってて後ろから誰かに抱き枕されてるようだ。
後ろを振り返ると、
犯人を見るとジョングガだった。
スヤスヤ寝ている。
ガッチリ掴んでいる腕をゆっくり外し、足も元の場所に戻した。
JK「ん〜…、ん…」
ジョングガの唸る声がして、ドキリとしたが
反対側で寝ていたジンを抱き枕にして、
落ち着いたようだ。
ジンも起きる様子もなく、口を開けて爆睡している。
ちゃちゃっと顔を洗って歯を磨く。
リビングにはジョングガとジンはもちろん、
テヒョンアとジミナが寝ていた。
ナムジュンとホソガ、ユンギは寝室でちゃんと寝たんだろう。
ぐう…と鳴るお腹に何か入れないと…と思って、
久しぶりにキッチンに立つ。
俺和食しか作れないし、冷蔵庫の中に豚ロースがあったからとんかつにしよう。
ジミナが大好きだしな。
とりあえす材料を並べる。
白米を研いで、スイッチオン。
お味噌汁も作ろう…。
てか油の温度ってどんぐらいだっけ？……ググろう。
試行錯誤してなんとか油に投下するとこまでできた。
よし、あとは揚げるだけだ。
……そういえば、どのくらいで上げればいいんだ？
「うーん…」
Webで調べても感覚ばかりでわからん。
切ればいいかと思ったけど、食べる直前に切るべきとか書いてあるサイトもあって、えぇ〜と頭を抱えた。
後ろから誰かがギュッと抱きついてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1448人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠人(プロフ) - なーなーRMさん» 想像できちゃいますよね。。。www (2020年11月10日 21時) (
レス) id: ba0fca51ae (このIDを非表示/違反報告)
なーなーRM(プロフ) - 隣でゆらゆら揺れてるテヒョンさんかわいい…(笑) (2020年11月8日 23時) (レス) id: 18f355ce64 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - 名無し15354号さん» ありがとうございます！ 私も愛されて男主が大好きなのでお仲間ですね！^ ^ 更新頑張ります！ (2020年11月7日 23時) (レス) id: ba0fca51ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し15354号(プロフ) - すごくいいところで終わった…！愛され男主大好きです（≧∇≦）更新楽しみにしてます！ (2020年11月6日 14時) (レス) id: 1bcfaa5138 (このIDを非表示/違反報告)
sr - テヒョナでいいと思います(^o^) (2020年11月3日 6時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：悠人
| 作成日時：2020年10月19日 14時
