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「にしても牧野遅いね」


結婚式も終わり一息ついた頃、今だに帰ってこない牧野に不安を覚えた。


類「司もいないし」


類も眉間にシワをよせて、落ち着かない様子だった。
そんな中総二郎が、ニヤニヤと下を指差す。


総「おい、見ろよ」


静「あー、もう一個地下にあるのね式場」


なんだなんだと、類と一緒に下を覗くと司と牧野がいた。


美「イチャついてんな」


総「まぁ、いいんじゃね。久しぶりの再会」


類「いつ天井が繋がってることに気付くかな」


「次はこいつらの番か」


総「つーか、処女と童貞で結婚とかマジでやめてほしいぜ。大正時代か」


美「やっぱ、まだだよなー。あいつら」


類「わかんないじゃん。もしかしたら」


総「うわー!!やめろよッ。あいつらの…うわっ、鳥肌がたった」


類「……なんなの。あんたらが言ったんじゃん」


「類、静かに!なんか喋ってる…」


類「Aまで…。理不尽…」


耳をすますとと、下から司と牧野の話し声が聞こえる。


司「そうだ牧野、おまえ就職やめて大学行っとけ」


牧「は?そんなことできるわけ」


司「もう、あの不動産買収しといたから。今ごろビル建て替えてうちの傘下」


牧「な、なに、してんの」


司「んで、英徳大の4年間の金はもう払っといた」


牧「え…英徳⁉」


司「言ったろ?俺は全くおまえを信用してねえって。
俺の目の届かない場所にはおいとけねえ。

A、なんかあったらマジでブッ殺すからな」


いつから気づいてなのか、司の視線が真っ直ぐ俺と刺さる。


「なんで俺?」


牧「ぎゃ、いつからそこにっ」


静「牧野さん、ブーケ受け取って」


牧「え」

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kyon(プロフ) - できれば、書いて欲しいです!お願いします! 気長に待ってます!!!!! (2022年4月8日 0時) (レス) id: 4c7b7e98e3 (このIDを非表示/違反報告)
kyon(プロフ) - 完結お疲れ様です!花のち晴れあんまり書けないとおしゃっていたと思うんですが、書いて欲しい欲が出てしまっています!  (2022年4月8日 0時) (レス) @page23 id: 4c7b7e98e3 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - Chocoさん» ありがとうございます‼︎😭 こんな長い章を一気読み⁉︎ 集中力がすごい……、番外編のデータが消えて落ち込んでた作者ですが頑張って書いてみます‼︎ なんて嬉しいお言葉…他界隈ですが是非是非お待ちしております🥰 (2022年2月19日 15時) (レス) id: 3b4c229fc2 (このIDを非表示/違反報告)
Choco(プロフ) - 完結おめでとうございます!ここまで一気に読んでしまったのですが涙ドバドバだしきゅんきゅん止まらないし感情がジェットコースターでした(?)番外編の続きも気長に楽しく待っております。作者様の書き方好きなので他の作品にも是非お邪魔させていただきますね(*^^*) (2022年2月19日 1時) (レス) @page22 id: a503f63cd6 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - ぶどうジュースさん» よかったです!! 自分で書いてて口調迷子で幼少期?ってなりますが、時系列は幼少期ですので…TT また何かあればコメントにどしどし送ってください^ ^ リクエストありがとうございました! (2020年7月22日 7時) (レス) id: ee6908fc0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠人 | 作成日時:2019年10月2日 13時

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