【花より男子】花沢類の幼馴染 10(男主) (ページ6)

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数日後、精密検査も終わり類の状態も安定していると連絡が入りすぐに向かった。
斎藤さんに病院まで送ってもらい、また帰りもお願いする。

そういえば、亜門と清之介からも久し振りに、ニュースを見たと連絡があった。

とても心配していたが、
今の状況を説明したら、ひとまず安心してくれた。後遺症が心配だけど。

「う、なんか緊張してきた」

胸がド○○キして痛い。
き、緊張なんて久しぶりだ。

相手は類なのに。
まるで数年ぶりの再会かのように心拍数が上がる。

司「何してんだよ。早く面会行くぞ」

あ、司と総二郎。
おせーよと、ポカリ叩かれた。
一足先に来てたのか。

俺も知らせを聞いてすぐ出てきたほうなのに…。
なんか負けた気分だ。

総「よかったな。後遺症は特に様子見たかぎりはないってよ」

「ほんとか？今来たばっかだから…よかった…」

司「類も喜ぶな」

「…プレッシャーかけんなよ」

類の病室前に着く。

美「ほんとよかったよなー。なんもねえんだろ？」

牧「ほんと、よかった！」

類「まだ痛いよ」

わ…類の声だ。
それだけで凄く嬉しくて、舞い上がる。
ドアに手をかけ、開ける。
３人の目が一気にこちらに向いた。

美「おー！主役登場ッ」

「今、総二郎に聞いて…」

じっと見てくる類と目があった。
うわ、なんかまともに見れない。

類「誰？」

「？」

総「誰って何が」

ん？こっち見てる？
後ろに誰かいるのかと思い、振り向くが誰もいない。

類「だから、司の隣にいる人。司の友達？」

誰って…。
知らない人なんて誰も入って来てないのに。
『司の友達？』
俺の目を見ながら何を言ってんだよ。