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昨日、司を殴ってしまった。
完全にただの八つ当たりだった。
カッとなった。気づいたら、痛む拳とみんなの驚いた顔が視界に入って。
拳が今だに痛い。あれからずっと引きこもってけど今日は…類の両親に会うから…。
急になんでか?そんなの俺が聞きたいね。
急に連絡がきて、久しぶりに会わないかと言われたから。
類のことを報告してたけど、途中から連絡しなくなったからか?でも、目が覚めて容態も安定したことは話したし…。
あんなことがあった後だから、正直気まずいけど…、おばさん達には会いたかった。
俺ん家に来てくれるということで、待ってると斎藤から声が掛かった。
「Aくん‼久しぶりねー!」
出迎えに行くと、目が合ったおばさんが駆け寄ってくる。
「ご無沙汰してます」
「やぁね。そんな型苦しくならないでよ」
「そうだぞ。すまないね。
くるのが遅くなってしまって」
だいぶ久しぶりに会ったけど変わらず優しく微笑む2人に嬉しくなる。
「いえ、類に会えましたか?」
「ええ。会ってきたわ。元気そうで…でもね、Aくんの事話したら…」
「ああ、類。俺の記憶ないんですよ」
「そんなの…あんまりじゃない」
うるうると泣きそうになってるおばさんに、笑みがこぼれる。本当に優しい人だ。
「その事も教えてくれればよかったのに!」と、言われたから「心配かけたくなかった」と伝えれば余計目を○わせてハグされた。
「急に訪ねてすまないね。実はね、Aくんのお宅にお邪魔させて頂いたのには理由があるだ」
「理由?」
「私達はね類から聞いていたんだよ」
「……え?何をですか?」
「君たちが付き合っている事」
一瞬何を言ったのか理解ができなかった。
「……ッ⁉あ…、俺…すみませんでした。ご子息の」
一気に血の気が引いて、頭を下げた俺の肩に手がおかれる。殴られるッ。
そう思い、反射的に目をギュッと瞑った、
「Aくん。私達は君を責めに来たんじゃないんだ」
………なんだって?
―――――
たくさんの温かいコメントありがとうございます!
語彙力がないため、なかなかうまく伝えられないのですが…本当に嬉しいです!!!!
ありがとうございます^ ^
思ったよりこの章が長くなりそうで(もう30話に汗)
どこで区切るか考え中ですが、新しい章に近々行くと思います!
一応ご報告をと思いまして…、また次の章でもAさんにお会いできればいいな!ヽ(´▽`)/
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悠人(プロフ) - レイナ丸さん» ありがとうございますTT なんて最高級な褒め言葉なんだ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: 64b118ada9 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - クロりんごさん» 全く同意です(・・;) (2019年7月3日 0時) (レス) id: 64b118ada9 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - みかんちゃんさん» コソッ(・Д・)ノ[続編] (2019年7月3日 0時) (レス) id: 64b118ada9 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ丸(プロフ) - 海ちゃん、きみは全読者を敵に回した。そして作者様貴方もこんな素敵な作品を作るだなんて罪な人!更新楽しみです!カバディしながら待ちますね!! (2019年7月2日 15時) (レス) id: 0d2b714c98 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - やっぱ海ちゃん性悪だなぁ……ひええええ (2019年7月2日 14時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠人 | 作成日時:2019年5月5日 20時