過去�� ページ32
「は、離せっ」
「困った子だ。店員さん、ご迷惑おかけしました」
俺は恐怖で声が出ない。
微笑ましそうに手を振る店員さんが、とても恐ろしく感じた。
店員さんに必死にこいつは親じゃないんだと、心の中で唱えるしかできなかった。
そいつは俺を店から引きずりだし、強引に歩きだす。
痛ッ。
類達がいる場所から離れていく、おれは無性に泣きたくなった。
あらかじめ止めておいたのか、車の中に押し込まれた。
「あ〜、やっぱりつるつるだね」
男の気持ち悪い手が、迷うことなく服の中に侵入する。
「てめぇっ、クソがっ！ 触るなっ」
おれの両腕は限界まで上に伸ばされ、男の片手に拘束されていた。
「いいね、ここの色。きれいなピンク色だね･･････はやく舐めてあげたいな･･････」
男の鼻息が鎖骨にかかる。
もう、限界だ。
類「見つけたッ」
「るい…ッ」
「その手を離しなさい！！」
思わず諦めかけた時、類が俺をみつけてくれた。
付き人は俺の上○○るおっさんを跳ね除ける。
類に俺を引き起こされ、そのまま腕の中へ。
側で見る類の顔はとても怒っているようだった。
鋭い目をしておっさんを見つめている。
ああ、助かったんだ。
そう思った瞬間、とめどなく溢れる涙。
類の腕の中でわんわん泣いた。
類に必死にしがみつきながら泣いた俺は、きっとみっともなかった。
それでも類は俺にぎゅっーとしがみついていた。
類の体温がとても温かくて心地いい。
類「おれが…まもるんだ」
体が震えている。それは俺の震えか、はたまた類の震えだったのか。
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悠人(プロフ) - なるさん» わーー！！よかったです！！Rタグ付いてしまったのでもしかしたらコメントも見れないかもとドキドキしてました(~_~;)一気に…だいぶ長編なのにありがとうございます^ ^ カラットさんですか！確実に趣味が合いますねㅋㅋ楽しんでいただけると嬉しいです！ (6月12日 23時) (
レス) id: b1a7650ccc (このIDを非表示/違反報告)
なる - 悠人さん» 別端末から失礼します！わざわざリンクを貼っていただきありがとうございます！見れるようになったので一気読みしました！海ちゃんのところは自分も胸が痛くなりました…！悠人さん最高の作品をありがとうございます！セブチも好きなので読みます！ (6月11日 22時) (レス) id: 984f7da6fe (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - なるさん» トップにリンク貼りました！Rタグで見れてない可能性もあるのでRでも閲覧出来るようになってるか確認をお願いいたします^ ^ (6月11日 17時) (レス) id: b1a7650ccc (このIDを非表示/違反報告)
なる - 一話どこにありますか、、！ (6月10日 12時) (レス) @page3 id: 0a7ce356e9 (このIDを非表示/違反報告)
賢志郎（りん）(プロフ) - 1話がどこにもない (2020年3月28日 15時) (レス) id: 66de5526d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠人
| 作成日時：2018年10月7日 8時
