北一1年ズは今日も何だか（頭が）おかしい。

んひ、がっしゅく。 ページ26

『今日も1日疲れたァァァァァ！』

お風呂で一人叫ぶ、久野少女。

深澤少女?アシメ少年にうつつを抜かしているらしい。

「どうしよう。Aちゃんの声丸聞こえなんだけど。」

「そうだな。」

「鼻歌全部聞こえてるな。」

隣の男風呂では、北一部員が入っていた。

「おい！国見！寝るなぁ！」

「金田一耕助うるさｶﾞﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ」

「溺れてる!」

一人は、命の危機である。


『男風呂うるせぃ。』

お前も大概である。







『あっれー…僕どこで寝るんだっけ。』

昨日の記憶がない少女。無理もない。昨日は更衣室のベンチで寝落ちしてしまったのだ。

『たのもー！』

「道場破り⁉Aちゃんどうしたの？」

『僕ってどこで寝るんですか。』

「あー……………………ここ？」

『その間なんですか?』

及川少年は思う。

(部屋用意してないなんて言えねぇぇぇぇ)


『まぁいいや。英〜勇太郎〜間入れて〜』

「いいけど。」

『ありが……………』









「「「寝た⁉」」」

「及川さん!影山と国見も寝てます!」

「早………」



〜その頃の深澤〜


「え〜、そうなんですかぁ？」

「うん、そう。そうだから早くあっち行って」

「そんなこと言わないでくださいよぉ〜」

さいしゅうび。→←んほ、がっしゅく。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す