検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:16,221 hit

未来 ページ26

羽田空港から約1時間半

女満別空港へつきそこからバスに揺られること
30分




目的の場所へとついた




「さっっむ」


『ちょうど秋だしな
冬に向かってるんだろ』


寒いもんで
二人で寄り添いながら歩いて行く



丘を登り


付いた場所




『あぁ〜・・・まぁ咲いてるわけないか』




ただただ緑が広がっているだけ



夏になればそこは緑ではなく
黄色一色に染まるのである




「当たり前だろ」


『だってさ、イタリアへ長期任務だよ?
思い出の場所に行きたかったっていうかさ』




_きれい・・・僕、絶対今日の事は忘れないよ!__


___ありがとう、姉さん!____








『この向日葵畑を、見たくてさ』




家から飛び出して
なけなしの金と親のへそくり握りしめて
飛行機乗って、網走まで来たんだ




現地の人に聞いて
この向日葵畑を見た時、泣いた記憶がある




まぁ、今は草原になっているわけだが






「・・・今度は夏に来ようぜ」


『そうだな 硝子も一緒に連れてこよう』


「はぁ?そこはデートだろ」


『ハハッ、冗談』




恐る恐る悟の手を握ると
まるで逃がさないというように握り返してくる





『私、イタリアから帰ってきたら
教師を目指そうと思う』


「へぇ〜奇遇」


『え、悟も?教えられんのか?』


「馬鹿にすんなよ」


『してないよ』


「してる」


『してない』


「してる」


『してない』







「『・・・アハハッ!!』」









久しぶりに、









心の底から笑ったえたような気がした


_______________________

END

ルーチェ・プリマヴェーラ→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
113人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミンミンゼミ(プロフ) - 饅頭こしあん派さん» あ、、、ありがとうございますm(_ _"m)持病と課題でテンテコマイですが頑張ります!文才がカスですがどうぞ最後までこの小説を楽しんでください・・・! (2021年10月12日 12時) (レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭こしあん派(プロフ) - 面白くて一気見しちゃいました!更新頑張ってください! (2021年10月11日 20時) (レス) id: d12f11bbbc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2021年8月16日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。