信じられないほどの幸せを ページ24
『・・・・・あれ』
目を覚ますと目の前には
”赤い鉄格子”が転がっている
地下壕から、どうやって出てきたんだ?
それよりも、”戻って”これたのか
スマホを見てみると
昼の13時と表記されている
【ウウウウウ】
『???』
地下壕の中から唸り声が聞こえ
ジッと見つめていると
大きな黒い塊がニュッと出てくる
(あ、シズさんが言ってたのって
コイツのことか)
【・・・・】
犬のようなソイツは襲う気配もなく
私の足をチロッと舐めたかと思うと
クルクルと嬉しそうに走り回り
私の体にすり寄ってきた
まてよ
前にもこんなのあったな
『おい、離れろ』
【クゥゥゥン・・・】
よくよく見れば呪霊の首には
ツギハギが見える
”実験台”にされていたのだろうか
『・・・・仕方ないな
連れて行ってあげるけどもうちょい小さくなってよ』
【ワンッ!】
『ワンッ・・って犬かよ
まぁいいや』
呪霊はみるみる手のひらサイズになっていき
嬉しそうに肩に乗ってくる
『・・・・帰るか』
もう地下壕からはあの禍々しい
気配はしない
”逝った”のだろう
私は 今日起こったことを忘れないだろう
自分勝手な行動で
どれだけの命が失われ
どれだけの呪霊が生まれたか
未来ある呪術師に語り継がなければ
【ワン!】
『うぅ〜ん、悟こいつのこと祓っちゃうかなぁ』
”牛乳”にしたように
優しく呪霊を撫でた
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ミンミンゼミ(プロフ) - 饅頭こしあん派さん» あ、、、ありがとうございますm(_ _"m)持病と課題でテンテコマイですが頑張ります!文才がカスですがどうぞ最後までこの小説を楽しんでください・・・! (2021年10月12日 12時) (レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭こしあん派(プロフ) - 面白くて一気見しちゃいました!更新頑張ってください! (2021年10月11日 20時) (レス) id: d12f11bbbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2021年8月16日 17時