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「泣いてしまってすみません、
じゃあ私はこれで」



『うん、話聞かせてくれてありがとうございました
気を付けて』



シズさんと分かれ
電車に乗り高専を目指す




が、問題が1つ


「あんた5年間行方不明になってた
あの蘆屋Aかぁ

よく五条さんから話聞いてたよ〜」




『なんで他に席空いてるのに
わざわざ真ん中に座ってくんだよ・・・』



「いいだろう?
仲良くしようぜ」




『はぁ〜』



房太郎こと”海賊房太郎”は
ニコニコとした顔で私と悟の間に座ってきた


私コイツと初対面だよな



「こいつは海賊房太郎
去年高専卒業した新参者さ

ちなみに階級は1級」



『へぇ〜、去年卒業したばかりなのか』



確かに房太郎の顔を見ると
まだ幼さが残っている


体はなんか暴力的だけど・・・・




「よく話は聞いてたんだぜ
あんた、五条さんの許嫁なんだろ?」



なんでそんな話知ってるんだよ
悟・・が言うわけないしなぁ


きっと硝子とかがポロッと言ったんだろうな




『それは昔の話で・・・』


「はぁ?今も昔もお前は俺の許嫁だろ」


「へぇ〜、あんた僕じゃなくて俺なんだ」


「房太郎は黙ってなさい!」


『電車なんだから静かにしろって』




なんだかこの感覚、久しぶりな気がするな





『というか、なんで房太郎はここにいるんだよ
地下壕の話知ってるの私と悟ぐらいだろ』


「あぁ、そういや俺五条さんに用があったんだ
海外の任務についてさ」



海外の任務?珍しいな、
日本よりも海外の方が呪術師は多いだろうに




「それは引き伸ばしって言ったけど
伝わってなかったっぽいね
ゴメンゴメン」


「しっかりしてくれよ、五条さん」



『悟こういうところあるから
頼るのは程々にしとけよ』



なんて笑う

なんかこんなこと傑の時もあったな
今頃どこで何をしてるんだか・・・・・


呪詛師になった理由を
傑自身から聞きたい


”どうしようもなくなってしまった”


その理由を




まぁ今はそれどころじゃないが




『高専に戻ったら一度作戦を考えなきゃな』


ポンッ と悟の背中を叩いた

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ミンミンゼミ(プロフ) - 饅頭こしあん派さん» あ、、、ありがとうございますm(_ _"m)持病と課題でテンテコマイですが頑張ります!文才がカスですがどうぞ最後までこの小説を楽しんでください・・・! (2021年10月12日 12時) (レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭こしあん派(プロフ) - 面白くて一気見しちゃいました!更新頑張ってください! (2021年10月11日 20時) (レス) id: d12f11bbbc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2021年8月16日 17時

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