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Aと悟、シズさんと房太郎で座っています。
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「私・・・私・・・
その地下壕に行ってみようって
私、母に言ってしまって・・・
私のせいで・・・！！！！」
急に泣きじゃくってしまったシズさんに
困惑するとあの男、房太郎がシズさんの肩を抱き寄せた
「ゆっくりでいいんだぜ」
(うわ、キザ〜)
チラッと悟を見ると
うげっと舌をだしている
「ご、ごめんなさい・・・・」
『い、いえ 良いんですよ
浅川地下壕で何が？』
「・・・母は見えなかったみたいなんです
多分、私だけが見えたんです
あの赤い鉄格子の奥から、ギョロッとした目と
私・・・私、目が合っちゃったんです
吃驚して直ぐに鉄格子から離れたんですけど
建付けが悪かったみたいで
開いちゃったんです
そしたら・・・そのギョロッとした目の
”アイツ”が母に飛び移って・・・
ベロベロ母の顔を舐めたと思ったら
大きな口でそのまま顔を噛もうとして・・・
私、、、私、、、母を引きずってそこから離れたんです
無我夢中で走って途中でタクシー拾って・・・
母を見てみたら
鼻血もでてるし涎もでてるし
いつもの母の顔じゃなくなってて
小さい声で
”アツヒコさん アツヒコさん”って言ってるんです
勿論そんな人知りませんし
死んだ父の名前もアツヒコじゃなくショウジなので
全く違うんです！！！！
・・・それからずっと母は心ここにあらずで
口にするのは”アツヒコさん”だけなんです」
『アツヒコさん、ですか』
鉄格子が開いたら
”ギョロッとした目の何かが飛び出してきた”、か
私と悟が行った時は
そんなものと会わなかった
「どう？A」
『・・・嘘は言ってないみたい
ねぇ、シズさん
ここの住所にお母さまと一緒に来てくれない？
きっと力になれるから』
アンケートの紙裏に高専の住所を書き渡す
「ここ・・」
『蘆屋Aに紹介されたって言えば
きっと良くしてくれるから
あ、五条悟の方が確実かも』
「勝手に・・・まぁいいけどさ」
シズさんは不思議そうな顔をするも
「ありがとうございます」
と笑った
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ミンミンゼミ(プロフ) - 饅頭こしあん派さん» あ、、、ありがとうございますm(_ _"m)持病と課題でテンテコマイですが頑張ります！文才がカスですがどうぞ最後までこの小説を楽しんでください・・・！ (2021年10月12日 12時) (
レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭こしあん派(プロフ) - 面白くて一気見しちゃいました！更新頑張ってください！ (2021年10月11日 20時) (レス) id: d12f11bbbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンミンゼミ | 作成日時：2021年8月16日 17時
