140* ページ7
会話多いです
_________
「遠い所からよく来てくださいました」
居間に入ると
着物をきたおばぁちゃんが座っていた
(ここに来るために来たんじゃないんだけどな)
なんて思いながら座る
「あかね、さっき言った物持ってきてくれるね」
「うん!」
大きく返事をすると
あかねは勢いよく今を飛び出した
「私は代々蘆屋家の家政婦をしておりました
加賀千代 と申します」
「僕は」
「五条悟様、ですね 存じております
御三家の一人ですもの」
うん
凄く嫌味に聞こえるな
「蘆屋家の屋敷にいたとか・・・
幾らA様の婚約者だったといえども
無断で私有地に入るのはいかがなものかと思いますが
まぁいいでしょう
何か用があったのでは?」
長い説教されると思ったが
話が早くて助かるな
「単刀直入に言うと
‘’蘆屋家と人体実験‘’についてかな」
「何故それを、、」
さっきまでとは違う、うろたえたような声
「おばぁちゃん、何か知ってるね?」
「・・・っ」
「知ってるなら話して欲しいかな」
「・・・いいでしょう
ですがこのことは最強と名高い貴方だから言うのです
口外無用で、お願いいたします」
「オッケー」
なんて返事をすると
「持ってきたよー!」
あかねが戻ってきた
「あかね、ここにお座り」
「えっ、うん・・」
まさか自分が
ここにいろなんて言われるとは思わなかったのか
ぎこちなく座る
「今から97年ほど前のこと
蘆屋家は大きな過ちを犯してしまったのです」
50人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2021年4月1日 22時