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「いやぁ、
本当は剥製屋に用があったんだけど
兵隊はいるわ 燃えてるわでね
離れたところで見ていたんだけど
君が気になってねぇ」
「な、ん」
その男の呪力に当てられ
杉元の足は動かず
尾形も銃を構えるが指が動かず
肝心の牛山は山菜を取りに行っていていない
アシリパの体はカタカタと震え始める
「君には一切呪力が感じられないうえに
まだ子供だと思ったが・・・
それでも美しい物には人間、目を引かれる
江渡貝が作った剥製は美しい
・・・私でも作れるだろうか」
スルリとアシリパの髪に触れる
「アシリパさんに触れるんじゃねぇぇぇ！」
杉元が殴り掛かるが
それを軽々と避ける男
「その銃は飾りか？」
「っ！」
いつの間に後ろにいたのか
尾形は吹っ飛ばされる
当たり前のごとく、足も手も使わずに
(今、どうやって・・)
杉元はすぐにアシリパを後ろに隠し
直ぐに拳を構える
「はぁ、疲れるのは好きじゃない」
「・・っ」
「杉本っ！」
ﾋﾟﾘｯとした、息の詰まるような空気
「さぁ、どうする」
「っ」
スキのない男に
杉元は手も足も出ない
「アシリパさんっ」
逃げようとアシリパの手を握った時だった
「なんっ＿＿＿＿＿」
ｼｭﾊﾟｱｱｱﾝ
銃弾が男の首を貫通したのと同時に
「カモノリトシィィ！！！」
蘆屋Aが男、加茂憲倫を蹴り飛ばした
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ミンミンゼミ(プロフ) - シベリアさん» あ、本当にですね？！申し訳ないですっ………見落としてました……指摘ありがとうございますm(_ _)m今日、訂正させていただきますっ！ (2021年2月6日 0時) (
レス) id: 42f5c91fcb (このIDを非表示/違反報告)
シベリア - 杉本の「もと」の漢字は正しくは「元」のはずですよ〜。 (2021年2月6日 0時) (レス) id: 6190847555 (このIDを非表示/違反報告)
ミンミンゼミ(プロフ) - シマさん» あ、ありがとうございますぅぅぅぅぅ！まだ学校の課題だったり土日はバイトだったりで更新頻度が遅いかもしれませんが頑張ります！これからも「慧眼と金塊」をよろしくお願いします！ (2021年1月31日 18時) (レス) id: 0fbf39fe02 (このIDを非表示/違反報告)
シマ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです...更新楽しみにしてます！！ (2021年1月31日 4時) (レス) id: 45cbfee02a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンミンゼミ | 作成日時：2021年1月19日 18時
