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Aたちを追いかけている呪霊は
軟体で物理的攻撃はあまり効きません
黒い塊だと思ってください

話の展開遅くてすみません!
1月はテスト三昧なので遅れます・・
文脈おかしくなってたらごめんなさい・・!
_________________


「こっちだ!!」



そう鶴見に案内されついたのは
いつぞやの兵舎だった





だがしかし
後ろからついてくる呪霊に気を取られ
そんなこと気づかない






(あの呪霊、なんであんなに
鶴見に執着するんだっ!)



どうやってもあの呪霊は
鶴見の事を取り込もうと手を伸ばしてくる





「鶴見、私から離れろ!」


なんていうが
鶴見を投げ飛ばし物理的に離れさせる






【カエエシテ!!!】



「そこまで喋れる呪霊はお前が初めてだよ」




グッと足に力を入れ
地面を蹴り上げ飛び上がる



「なんて脚筋力だ」


と呟く鶴見


それもそのはずである
何も知らない一般人から見た呪術師は
それこそ超人扱いされて当然だろう



【六和手式 菊理媛神】


この術式は全ての攻撃を
そのものの相反するもので避けることができるのである



火ならば水
水ならば電気


今回はゴリゴリの物理だ
動きが素早く
腕を何回も伊弉諾で操った鉱石で
切り落としたが幾度となく生えてきた



(右、左、上、左・・)




一つ一つの攻撃を避けていく



(軽きは重きに必ず勝てる)


小さいころ、ひぃじいちゃんに言われた言葉だ




昔は他の子と比べて
あまりにも身体が小さかったため
どれだけ父親に稽古をつけられても勝てなかった私に
助言してくれた言葉だった






【ぼくぼくぼくぼくののの】


呪霊は大粒の涙を流し始める



(くそ、私の力で殴っても
あいつの方が力が上だ

攻撃を避けるしか・・)



領域展開をすれば
此処にいる人間も巻き込んでしまう


まだ制御を学んでいる段階だった
その段階でこっちに来てしまった



(いや、今更すぎる!)


なんて思っていれば




【カエシテ カエシテ!!】


「うっ」



いとも簡単に
バコンッと吹っ飛ばされる





(・・なんで私なんかが特級になれたんだろ)



呪霊にのしかかられ
身動きがとれない




(きっと悟なら、上手くやれた)


__お前、もうちょっと容量良く動けよ___



(・・うるせぇよ)



喉がどんどん締まっていく


あぁ、クソ


白石に必ず帰るなんて
言わなきゃ良かった









「おい、軽きは重きに勝つって言葉

  知ってるか?糞餓鬼」

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山猫(プロフ) - とても好きです面白いし最高です。 (2021年7月26日 17時) (レス) id: 182d2e66db (このIDを非表示/違反報告)
ミンミンゼミ(プロフ) - お粥??さん» コメントありがとうございます。うまく文章が書けてるか心配ですがそう言っていただけて嬉しいです! (2020年12月17日 8時) (レス) id: 0fbf39fe02 (このIDを非表示/違反報告)
お粥??(プロフ) - とても面白いです!これからも無理をしない程度に頑張ってください (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cc28a00da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2020年12月16日 13時

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