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「何か怪しいなお前」
「おい、誰か手配書・・ってこいつ、
鶴見中尉の言っていた女だ!!」
(くそ、)
牛山の次は第七師団だなんて
マジで今日は運がない
白石の後なんて付いていかなきゃよかった
「た!!助けてくれぇ!
銭湯で俺にカネを盗まれたって
いちゃもんつけられたんだ!
やくざでもねぇ
「変な入れ墨」をした不気味な男に追われてる!」
(ナイス、白石っ!!)
白石の一声で
兵士の視線が後ろの牛山に移る
「白石、私はいったんここから離れる!
まだ囚人だってバレてない白石なら逃げれるかもしれない
あとで必ずコタンに戻る!」
「えっ、Aちゃんっ!?」
あんな会ったこともない兵士に
顔を覚えられてるなんて盲点だった
白石といれば白石も捕まるし、
ワンチャン囚人だってこともバレてしまうかもしれない
それは非常にまずい
「はぁ、はぁ、」
後ろを振り返ると
遠めでも牛山が暴れているのが分かる
兵士は追ってきていない
(迂回してコタンへ戻るしかないな)
なんて思っていると
今度は何処からともなく爆弾の音が街中に響く
「なっ、」
これじゃぁ街中の兵士が集まってくる
見つかり捕まってしまうのも時間の問題だ
(早くここから出ないと・・)
そう、走っていると
「・・・」
バチッと身体に電流が流れるような
そんな衝撃が身体に走る
決して誰かが私に電気を送ったわけでもないし
静電気でも何でもない
この感覚を 私は知っている
「特級呪霊」
道を外れ
呪霊のかすかな気配を追った
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山猫(プロフ) - とても好きです面白いし最高です。 (2021年7月26日 17時) (レス) id: 182d2e66db (このIDを非表示/違反報告)
ミンミンゼミ(プロフ) - お粥??さん» コメントありがとうございます。うまく文章が書けてるか心配ですがそう言っていただけて嬉しいです! (2020年12月17日 8時) (レス) id: 0fbf39fe02 (このIDを非表示/違反報告)
お粥??(プロフ) - とても面白いです!これからも無理をしない程度に頑張ってください (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cc28a00da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2020年12月16日 13時