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「夕方に川岸で見つけました
発見がもう少し遅ければ
低体温症で死んでいたでしょう
この怪我でよく岸まで這いあがったものです」
「何者かに襲われていたのか?
どうして尾形上等兵は単独で行動していたのだ?
それに、この隣にいる男は誰だ」
「分かりません・・・
意識の回復を待つしか・・・・
ただ、左手に変な刺青が」
人の喋り声が聞こえる
ほのかに暖かい・・・
(・・・火、か?)
うっすらと目を開けると
同じような服を着た男が並んでいる
その真ん中には馬に乗った男
反射で顔が見えない
「た、助かっ・・・た」
そう、口を開くと
傍にいた男は驚いた顔で私の顔を見る
「さ、寒い・・・さむ、い・・」
毛布にくるまれているはずなのに
身体がブルブルと震えているのが分かる
「すぐに連れて行ってやれ」
渋い、男の声とともに
私は運ばれていった
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山猫(プロフ) - とても好きです面白いし最高です。 (2021年7月26日 17時) (レス) id: 182d2e66db (このIDを非表示/違反報告)
ミンミンゼミ(プロフ) - お粥??さん» コメントありがとうございます。うまく文章が書けてるか心配ですがそう言っていただけて嬉しいです! (2020年12月17日 8時) (レス) id: 0fbf39fe02 (このIDを非表示/違反報告)
お粥??(プロフ) - とても面白いです!これからも無理をしない程度に頑張ってください (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cc28a00da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2020年12月16日 13時