学級対抗リレー⁉︎ ページ4
先生「学級対抗に出るはずのハン へリンさんが怪我をしてしまいリレーに出れないので、」
そうなんだ……大丈夫かな……？
先生「代わりにイム Aさんに出てもらおうと思います」
……え？
先生「いいですか？イム A」
えぇっーーー⁉︎
「れ、れんしゅ……いや、だっ……」
YJ「なんで引き受けたのよ、A」
「だ、だって、困ってるみたいだったから……」
YJ「そんなの適当に断ってたらいいのよ」
ユ、ユジンちゃん……。
真顔でそう言うから、本気なのか冗談なのかわからない。
じょ、冗談だよね、きっと！
YJ「……A、本気だからね」
えっ⁉︎
JW「Aヌナ！います？」
「あ、ジョンウォンくん！」
半開きの扉からひょっこり顔を覗かせているジョンウォンくんを見つけて
さっきまでの憂鬱が吹っ飛ぶ。
JW「一緒に帰りませんか？今日は練習、ないんです」
「えっ！そうなの？じゃあ……あっ」
そうだった……。
ジョンウォンくんがなくても、私が練習あるんだった……。
うぅ……。
JW「ヌナ？」
「あっ、ごめんね。一緒に帰りたいんだけど、私、学級対抗の練習があって……」
JW「え？ヌナ、学級対抗でるんですか？」
あ、そっか、まだ言ってなかったっけ……？
ジョンウォンくんの不思議そうな顔を見て、まだ伝えていなかったんだと思い出す。
「出られなくなった人の代わりなんだ。ついさっき決まったの」
？「イム Aー、もう時間だぞ」
えっ、うそっ⁉︎
同じ学級対抗に出るパク ジェイ(JY)が教えてくれて、慌てて時計を見ると練習が始まる
十分前だった。
着替えもしなきゃいけないのにあと十分だなんてっ！
「ごめんジョンウォンくんっ！もう行かないとっ！」
JW「あ、僕待ってますよ？」
「大丈夫！たぶん遅くなるからっ」
JW「あ、ヌナっ」
あまりにも急いでいたから、ジョンウォンくんが私を呼び止めても振り向けなかった。
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作者名：うぉんにゃん=^_^= | 作成日時：2023年10月1日 15時
