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大丈夫、練習した通りに……!
JY「A、お疲れ様」
「パクくんも、お疲れ様」
JY「走るの早かったな」
「結局二位だったけどね」
そう、あの後最下位から二位まで上がったのはいいけど、
ジョンウォンくんのチームを抜かせなくてそのまま二位。
内心では結構嬉しかったけど、やっぱり一位になりたかったと思ってしまう。
JY「いや、Aは頑張ったよ」
「ふふっ、ありがとう。……あのね、さっきのことなんだけど」
少し笑った後、私が真剣な顔をすると、パクくんも真面目な顔をして私を見つめ返す。
JY「……うん」
「ごめんなさい。私はやっぱりジョンウォンくんが好き。それは何が合っても変わらないから」
まっすぐに見つめると、パクくんはふっと笑って私の後ろを指差す。
JY「お前は幸せ者だな」
え?
後ろを振り返ると、顔を真っ赤にしたジョンウォンくんが立っていた。
「ジョ、ジョンウォンくんっ⁉︎」
JW「す、すみません…………ユジンヌナが探していたので……」
「い、いつからここに……」
JY「最初っからいたよ」
う、うそ……じゃあ、聞かれてたってこと……?
恥ずかしい……。
JY「じゃあ、俺はもう行くね。あとは二人でごゆっくり〜」
「え、ちょ」
手をひらひらと振って去って行くパク ジェイ。
私とジョンウォンくんの間にはなんとも言えない空気が流れる。
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作者名:うぉんにゃん=^_^= | 作成日時:2023年10月1日 15時