元気な恋人 ページ1
JW「Aヌナっ!おはようございます!」
廊下の奥から元気よく走ってきた後輩のヤン ジョンウォンくんを見つめて
周りのみんなは微笑ましそうに見つめている。
当のジョンウォンくんは、急いできたのかスクールバッグが肩からずり落ちそうになっていた。
「おはようジョンウォンくん。今日も元気だね」
JW「月曜日でもヌナに会えると思うと幸せなんです!」
満面の笑みでそう言うジョンウォンくんに、自然と笑みが溢れる。
「そうなんだ。それは嬉しいな〜」
JW「ヌナは僕と会えて幸せですか?」
「幸せだよっ、とっても」
ジョンウォンくんは一緒にいるだけで幸せをくれるもんっ……!
?「そこ……、朝からいちゃいちゃしないでもらってい……?」
「わっ、ユジン(YJ)ちゃん!い、いちゃいちゃなんてしてないよっ!」
いつの間にか私の後ろに立っていた中学からのお友達のナム ユジンちゃん。
朝が弱いみたいで、二限目までは目がいつも半開き。
今日も寝ぼけたまま来たのか、ポニーテールにした長い髪が少し跳ねている。
JW「ユジン先輩、おはようございます」
YJ「お……おはよ……」
ユ、ユジンちゃん……いつ見ても本当に眠たそう……。
JW「あっ、そうだ、ヌナたちはなんの種目に出るんですか?青組ですよね?」
チームが違うの残念です、としょぼんと落ち込むジョンウォンくんを見て、頭が混乱する。
「え?」
種目……?
青組……?
何かあったっけ……?
ユジンちゃんに聞こうとしても、もう目を閉じて夢の中。
こ、ここ……廊下なんだけどな……。
あはは……。
「ごめんっ、なんのことだったっけ?」
JW「も〜、忘れちゃったんですか?体育大会ですよ」
体育、大会……。
「そっか……もうそんな季節か……」
去年は慣れない障害物リレーに出て最下位になっちゃったからな……。
あ、思い出すと胸が……。
32人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うぉんにゃん=^_^= | 作成日時:2023年10月1日 15時