検索窓
今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:2,596 hit

閉じ込めて ページ9

けれど彼女から返ってきた言葉は、俺の予想とは違っていた。


「っ、知ってたんですね…。私とは、あまり関わらないほうが良いですよ。今日は助けてくれて、ありがとうございます。」





 なんだ。ただのお人よしじゃないか。

でもさ…





「何言ってるの?

君はもう、ここから出られない。」


彼女がこちらを見ていた。

その大きく見開かれた目を、見降ろしてみる。


「どうせこれからも、ずっとそうやっていじめられていくんでしょう。この前、あいつらに言われてたよね。“生きてる意味ない”って。」


俺と目を合わせたまま、かたまっている。


「それならここから出られなくても、変わらないよね。」


一歩…。二歩。

俺が近づくと、Aがびくりと跳ねるようにして身を引いた。


「そ、そんなこと。

…私、帰らなきゃ」


そういって、ここから逃げ出そうとした。

手を捕まえて、ベッドに押し倒す。

「ゃ…、離して」

 馬乗りになって両手をシーツに縫い付けると、いくら抵抗されたところで、それは無駄なあがきでしかなかった。





 これから、少しずつ掻き乱されていくのを見るのが楽しみだなぁ





「長い付き合いになると思うけど、よろしくね。Aちゃん」





 もう、これで君は俺のもの…。





―END―








お楽しみいただけましたでしょうか...。ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!
monoより。

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←嘘



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 魘夢 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モノ(プロフ) - 「ふふっ...そう言ってくれる君のほうが、面白いと思うけどなぁ。」by魘夢(ありがと) (2022年11月14日 20時) (レス) @page4 id: 62933bf52d (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (2022年11月14日 15時) (レス) @page3 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mono | 作成日時:2022年11月13日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。