*ついにドMになった猫侍様リクエスト(勉強) ページ29
「Aー!」
地下世界には無かった太陽が顔を出している。今日もいい天気だ。そう思い自室のソファで本を読み寛いでいると、ドタドタと大きな足音と共に誰かが自分を呼ぶ声が聞こえてきた。何かあったのだろうか。そう思い本に栞を挟み、本棚へと片付ける。本棚へと本を片付けた直後、バタンと大きな音をたててドアが開かれ、何かが自分目掛けて飛んできた。
「おはようsansy、どうしたの?」
どうやら飛んできたのはsansyのよう。元気よく抱きついてきたsansyを受け止めるとMWEHEHEHと機嫌の良さそうな笑い声が聞こえてきた。
「おはようだぞ!俺様勉強したくて此処に来たのだ!」
「勉強?」
「あぁ!俺様花言葉を知りたいんだ!papにプレゼントしたいのだ!」
満面の笑みを浮かべながらsansyはそう言う。突然花言葉を知りたいといった理由は、きっとpapyrusに良い意味の花言葉を持った花をプレゼントしたいのだろう。
「そっか、それなら一緒にお勉強をしよう」
「ありがとうだぞA!」
「花言葉には色々あるんだ、数や色で花言葉が変わったりするんだ」
例えば…。そう言いAは一冊の本を取り出しペーシをめくっていく。
「この赤いコスモスなら愛情って意味があるんだ」
本を覗き込み目をキラキラとさせている。とても楽しそうで、それに熱心に聞いてくれている。
「おぉ!とてもいい花言葉だな!」
「そうだね!でもそれだけじゃないんだ」
そう言うときょとんとした表情をし、目を丸くしてしまった。
「もう一つ意味があるのか?」
「うん、もう一つの意味は調和って言うんだ」
「凄いな!一つのお花さんでも意味が二つあるんだな!」
そう言うとまた目を輝かせて本の写真に写っているコスモスの花を見る。その後もフリージアには親愛の情、アイビーには永遠の愛、コチョウランには純粋の愛…等と様々な意味を教えていった。
「あっ、もうこんな時間…」
空の色が少しオレンジ色に染まってきている。かなり長い時間教え込んでいたようだ。
「そろそろ決めないとお店が…」
「もう決めてあるぞ!」
そう言いsansyはとあるページを開き、花を指差す。花言葉も彼らにはぴったりだろう。それから無事に花屋でお目当ての花を買い、papyrusが帰ってくるまでリビングで待っていた。今か今かと待っていると扉がゆっくりと開いた。
「pap!」
「ん?わぁ、綺麗な花だねsansy、貰ったの?」
花を持ち、満面の笑みを浮かべているsansyはとても可愛らしかったと言う。
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enmkssptoad114(プロフ) - たまに狂うG√行けないプレイヤーさん» リクエストありがとうございます!そして遅くなってしまって申し訳ないです、あんな感じになってしまいましたが物足りないと感じられたらもう一ページ増やそうかと思います、お待たせしてしまって申し訳ないです (2019年4月7日 17時) (レス) id: ca3c8adc3d (このIDを非表示/違反報告)
enmkssptoad114(プロフ) - 塩分さん» 返信が遅くなってしまって申し訳ないです、リクエストありがとうございます!ネタは思い浮かんだので数日以内には出せるかと思います、本当に遅くなってしまって申し訳ございません (2019年4月7日 17時) (レス) id: ca3c8adc3d (このIDを非表示/違反報告)
たまに狂うG√行けないプレイヤー - リクエストです!夢主ちゃんが足しびれて光au達がどうするのか見たいです! (2019年1月31日 13時) (レス) id: 7baff73ad2 (このIDを非表示/違反報告)
塩分 - リクエストで闇 au の誰かがソウルレスになった のが見たいです!! (2019年1月2日 17時) (レス) id: fb66892a45 (このIDを非表示/違反報告)
enmkssptoad114(プロフ) - アキサさん» 返信がかなり遅れてしまって申し訳ないです…dust君良いですよね!私は一番好きです!いえいえ、私の所では暴れてくださっても構いませんよ!私も闇AU好きです!アキサ様初めてのコメントありがとうございました! (2018年10月24日 13時) (レス) id: 125e861b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YO!LO! | 作成日時:2018年3月30日 9時