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秘密2 ページ18

「…風春兄ちゃん!?」

いきなりベッドに押し倒された。風春兄ちゃん何があった!?

風春「そっか。知らないのか」

お茶目過ぎにも程があるぞバカ春!

風春「じゃ、その前に」

「…え?」

疑問に思う間もなく風春兄ちゃんは、あたしを抱き締めると


風春「いただきます」

容赦なくあたしの首筋に噛みついた。

「…!?」



「うっ…………。か、風春…兄ちゃん…。やめて…」

あたしは声を絞り出した。


風春「……………あぁ、ごめんな」

お前…。
妹をいきなりベッドに押し倒してのみならず首筋に噛みつくか!?普通!

「…で?」

風春「…は?わざわざ行動にうつしたのに説明しろと!?」

「説明して。お願い」

すぐ言い返した。

風春「…だから、俺は吸血鬼だ」


その一言の直後、あたしは何も聞こえなくなった…(ショックのあまりに)。


「ふわぁ…」

と同時に睡魔があたしを襲った…(これはショック関係ない絶対!)。

視点:風春

あれ?冬華いつの間に寝てる…。

あ!まさか、能力の使いすぎでダイレクトにくらったのか…。やっちまった…。

冬華「Zzz…」

冬華、ごめんな。
兄ちゃん力使っちゃったわ…。

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作者名:亜沙美 | 作成日時:2016年12月7日 0時

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