205.至福のご褒美はキミ ページ26
「これが終わったらご褒美貰わないとなぁ。なんにするかなぁ〜。」
そう言いながら高速で筆を走らせるオレにAは怯えたような顔をこちらに向ける。
「ご、ご褒美って、何するの!?」
その問いかけにオレはニヤリと笑った。
「そうだなぁ。とりあえずキスは必須だろ?それから一緒に風呂へ入って…。まぁ、今夜は眠れないよな。」
「なっ、何言って…。」
慌ててオレを止めようとするAにオレはにっこりと笑い掛ける。
「だってオレの妻に戻るんだろ?だったらそんなの、当然必然絶対条件〜♪」
「〜〜っ。」
真っ赤になって固まっているAを尻目にオレは次々と仕事を終わらせていく。
「いや〜、仕事の後のご褒美ってやっぱたまんねぇよな〜。」
「なんでこうなるの〜。」
こうして本日分の仕事はあっと言う間に終わったのは言うまでもなく。
そしてその一部始終をぬらりが見ていようとは、オレ達は知る由もなかった。
ぬ「これからはA様に仕事を手伝っていただこう。そうすれば毎日仕事が進むっ!」
―――――
この場合、一体誰得なんでしょうね。
ともかく、お仕事はどうぞ真面目に…ね。
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湖月さくら(プロフ) - 蜜璃さん» 蜜璃様。初めまして。ご覧くださいましてありがとうございます。夢主ちゃんが可愛いと言っていただけてとても嬉しいです。音楽を作っていらっしゃるのですね。作曲の合間にも楽しんでいただけるようにこれからも頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。 (2020年2月3日 16時) (レス) id: 820cedf0c2 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃 - 湖月さくらさんの作品初めて見たんですけど、夢主ちゃんが可愛いです 私、ボカロ曲を作曲したりしていて、作曲の途中に読んでます。 (2020年1月30日 6時) (レス) id: 05b653ea5e (このIDを非表示/違反報告)
湖月さくら(プロフ) - なっちゃさん» なっちゃ様。いつもありがとうございます。生と死はすべての者に平等で、時に冷酷なのかも知れません。だから私はやはり怖いです。それでも日々大切に生きて行けたら…、いつか幸せがなんなのか分かるのかもしれませんね。難しい問題です…。 (2019年12月31日 7時) (レス) id: 820cedf0c2 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃ - なんか正直しぬのも怖くないかもな だってしぬことは同時に次へ進むことなんだと思うし。なぜ選ばれ、生を受けたのかはわからないけど霊体の状態がわたしたちの本当の姿なのではないかと時折思う (2019年12月26日 19時) (レス) id: 7e94d5d2da (このIDを非表示/違反報告)
湖月さくら(プロフ) - 彩雪姫さん» 彩雪姫様。初めまして。ご覧いただきましてありがとうございます。楽しんでいただけたようで嬉しいです。公式のエンマ大王様のように格好良く描けたら良いのですが…。頑張りますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。 (2018年10月4日 12時) (レス) id: 695ea5332b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湖月さくら | 作成日時:2018年6月6日 1時