暗いクラスメイト ページ19
〜その頃の教室内〜
ナツメside
先生に自習と言われた
HRが終わった直後、胸を押さえて、教室から出ていくのAが見えた
また発作かも…と心配になって、私はAを追いかけようとしたけど、
それを追いかけるようにして、教室を出ていくエンマ君の姿も見えた
だから、私は追いかけなかった
でも、Aの見た夢はエンマ君が関係している夢…
大丈夫かな？…と少し不安を抱きつつはあるが、
"エンマ君ならなんとかしてくれる"
そんな根拠などどこにもない
そう、ないはずなのに、今日出会ったばかりのエンマ君に何故だか期待をしてしまう…
なぜ？不思議ね…
エンマ君なら大丈夫…と、自然になんだか確信してしまう
そう、きっと大丈夫よね？
そう信じ、考えるのはやめ、私はやっと勉強を始めようとした時…
トウマ「天野さん。」
前に座ってるクラスメイトに声をかけられた
『この時点では、羅仙事件(←←)が起きる前の設定なので、ナツメちゃんとトウマ君はまだ友達ではなく、ただのクラスメイトです。
かなり先になると思いますが、羅仙の映画の所も書いていこうと思います！
あ、それと追加です！"『』"は作者の解説(？)ということでお願いします！
by桜柚季』
ナツメ「何？月浪君。」
この人…確かいつも一人でいる
他人を寄せ付けないって言うか…近寄らないでオーラ出してるっていうか…
とにかく暗い人だ…(←失礼)
そんな人が私に何の用だろう？
あ、そういえば、クラスマッチ(球技大会)の締切今日までだ！
確か、後…希望出してないの月浪君だけだ
ちょうどいいわ、聞いてみよう
あー、今更ながら学級委員長なんてやらなければ良かった
そう、私は学級委員長……
面倒くさいことを色々としなければいけない
正直、だるい…
何故だか、クラス全員に推薦されて、呆気なく決まった
まあ、真面目な性格なのか、高一年の時にやっていたせいだろう…
で、本題を聞こうとしたら、
月浪君が口を開いた
月浪「僕、クラスマッチ出ないから。
それだけ…、ごめん。」
私は唖然とし、ちょっと！と引き止める前に、
月浪君は前に視線をすぐ戻してしまった
月浪君とは一年の時から同じクラスだけど、話したの何気に初めてかも……
本当に暗い…要件だけ言って、余計な事は喋らない
一匹狼みたい……
と、私は心の中で思っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜柚季 - Mahtaさん» 返信すごい遅れてすいません(>_<)コメントありがとうございます！エンマ様イケメンですよね！かっこ良すぎてツライです…(笑) (2019年2月17日 20時) (
レス) id: a69a8eac68 (このIDを非表示/違反報告)
Mahta(プロフ) - エンマ様あー！もう何？なんなの？イケメン？知っとるわぼけかす (2018年12月14日 21時) (レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季 - 白銀水龍さん» お待たせしました！色々と事情がありまして…。ご心配おかけしてごめんなさい(><) (2018年7月23日 22時) (レス) id: a5a1d749af (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍 - 最近あんまり更新進んでないけど？大丈夫ですか？更新復活出来るように頑張ってください。 (2018年7月21日 11時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季 - 白銀水龍さん» ありがとうございます！私もエンマ様好きです(≧∇≦)これからも頑張ります！！ (2018年7月13日 10時) (レス) id: a5a1d749af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜柚季 | 作成日時：2018年7月3日 22時
