恋距離_2 ページ3
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岩泉「わりぃ、今終わった」
貴方『今終わったって、もう20:30だよ？
オーバーワークだって……』
そういう彼女はきっと外にいるのだろう。
電話越しに車の通る音と風の音が聞こえてくる
岩泉「Aは、今学校帰り？」
貴方『そう！練習終わりにちょっと公園で友達に付き合って貰ってシュート練してた〜！』
岩泉「ぜってぇ人のこと言えねぇぞお前」
貴方「だって今日体育館使えなくってずっと筋トレと走り込みだったもん！！」
電話口ではこんな感じのやり取りだが、お互いずっと笑いっぱなしだ。
俺たちは結構以心伝心していることが多い。
付き合っもうすぐ2年半だ。
俺が校門を出て、止まるときっと風の音で気づいたのだろう。
貴方『……校門ついちゃった？』
と、少し悲しそうな声で言った
岩泉「ああ、ごめん」
貴方『なんで謝んのよ』
反射的に謝った俺にAは笑いながらそういった
貴方『あ、ねぇハジメ。切る前にいっこいい？』
岩泉「ん？」
貴方『大学、何県行くか決めた？』
岩泉「第1は『まって！』？」
貴方『せーのっで言お！せーのっ！』
岩泉・貴方「東京 / 宮城」
貴方『え？！上京するの？！』
岩泉「こっちのセリフだよ！宮城戻んの？！」
待て待て、以心伝心通り越してる……
貴方『ごめん、考えてなおしてみる』
岩泉「俺もそうするわ
じゃあ、もうみんな来ちまうで切るな」
貴方『うん、また後で』
これが俺たちの日課。
部活終わり、そして帰ったあと電話をすること。
それから1週間後。
結局大学は俺もAも東京の大学に行くことが決まった。
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アヤミ(プロフ) - 殊梨さん» 天才になりたかった……まさかのこっちにコメント来るとは思ってなくって泣くほど嬉しい……ありがとうございます。そしてごめんなさい (2020年2月17日 9時) (
レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - HaLさん» ぜひお気に入り作者登録をしてお待ちください^^ (強制じゃないです) (2020年2月17日 9時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
殊梨(プロフ) - つらすぎ、、、天才でしたこんな素晴らしいお話思い付かないもん、、、ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ (2020年2月16日 21時) (レス) id: a11fe8d0dd (このIDを非表示/違反報告)
ねうさぎ(プロフ) - アヤミさん» ぷぷぷ (2020年2月15日 22時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
HaL(プロフ) - アヤミさん» 番外編楽しみに待ってます！！ (2020年2月15日 22時) (レス) id: 5521a73b37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2020年1月8日 15時
