恋距離_15 ページ16
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別れの時間はあっという間に訪れた
なんだか今日は特に、もっとハジメといたいっておもっちゃう
ハジメと離れるの、こんなにさみしかったっけ？
あと10分でバスがきちゃう。
ハジメは、私がバスに乗る時まで一緒にいてくれるらしく、少し安心した。
でも、
泣き出しそうだ
笑わないと
視界がぼやける
ハジメがなにか言ってるのがわかり、頑張って聞き取ろうとした
貴方「ん?なに？」
声で察したハジメは私の目線を合わせるように縮み、頭を撫でた
岩泉「泣いていいぞ
笑って欲しいけど、俺も寂しいから泣いていい」
私はハジメの言葉でプツンと糸が切れたかのように涙腺がゆるんだ
ポロポロっと涙がこぼれる
貴方「つぎはっ……？」
岩泉「……受験終わってからだな」
私は思わず抱きついた
ハジメともっと早く会いたい。
もっとずっと一緒にいたい
ハジメは私を抱き返してくれた
ポンポンっと頭を撫でて抱き寄せた
ハジメの手……安心する
少しだけ笑いが込み上げる
岩泉「なに？笑ってんか？」
貴方「ちょっとだけね」
そういい顔を上げると今度は「ほら泣くな」と目元を拭き取った
貴方「でも、ハジメだって泣いてるじゃん」
岩泉「半泣きなだけだわボケ」
貴方「泣いてんじゃん」
沈黙が続いたかと思ったら、ハジメがひとつの箱を私に渡した
貴方「……え？」
岩泉「……ちょっと早いけど、誕生日プレゼント」
箱の中身は小さなアクセントがついた指輪だった
私はハジメにまた抱きついた
貴方「すき……」
岩泉「……俺だって
また会えるから、待ってろ」
貴方「………うん、待ってる」
ーーーーーーー
Aがバスに乗り込むのを見送り、俺は家に帰った
家に着いたらLINEを入れるよう言ったが、
次の日のお昼になってもLINEは来なかった
家に帰って電話してみた
だが、全然繋がらなかった。
俺は、繋がるまでかけ続けていた時。
リビングでは
『仙台から東京までの上り高速夜行バスの事故』
のニュースが報道されていた
高速夜行バス……
仙台から東京まで……
『この事故で現在6名が重症、1名が死亡しました。
死亡したのは17歳の女子高生です。』
女子高生の死亡
ネットで何件も、何件も調べた。
だけど名前は一向に出てこなかった
すると、Aの親から留守電が入っていたことを思い出し、それを聞いた。
「…………A?」
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アヤミ(プロフ) - 殊梨さん» 天才になりたかった……まさかのこっちにコメント来るとは思ってなくって泣くほど嬉しい……ありがとうございます。そしてごめんなさい (2020年2月17日 9時) (
レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - HaLさん» ぜひお気に入り作者登録をしてお待ちください^^ (強制じゃないです) (2020年2月17日 9時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
殊梨(プロフ) - つらすぎ、、、天才でしたこんな素晴らしいお話思い付かないもん、、、ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ (2020年2月16日 21時) (レス) id: a11fe8d0dd (このIDを非表示/違反報告)
ねうさぎ(プロフ) - アヤミさん» ぷぷぷ (2020年2月15日 22時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
HaL(プロフ) - アヤミさん» 番外編楽しみに待ってます！！ (2020年2月15日 22時) (レス) id: 5521a73b37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2020年1月8日 15時
