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前日のお昼頃に仙台へ前入り、新幹線で爆睡だったがマネージャーに叩き起されて駅へと降り立った。


仕事の都合で夜遅くに着く祐、私はひと足早く仙台一日目を鑑賞しようとこの地に降り立ったのだ。

「…紫吹さん、場所が分かりません。」

「だと思った!」

ホームで立ち止まる私に紫吹さんが爆笑し、ホテルへと向かう為足を動かす。土地勘ないとこうなるんだよな。


.



塩月節菜 @otu_setu
本日!仙台二日目!よろしくお願いします!!




「背中叩いて」

「吐かない??平気??」

「大丈夫だからお願い。無理。」

緊張が尋常ではない。吐きそうって連呼してるのに叩いてとか言うもんだから祐くんを混乱させてしまった。それでも勢いよく叩いてくれるところに信頼がおける。

「ソロ二回目でしょ」

「それとこれとは訳が違うのー。」

俺なんか初披露だぞと隣で言われる。それはそう。でも全然緊張してないじゃん。

「ま、なんとかなるでしょ」

「……きっと絶対大丈夫ー…。よし。」

注意事項が流れ終わり、拳をぶつけあってから正面を向く。月守、ちょっとだけ私に力貸してくれ。

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作者名:東城つばさ | 作成日時:2021年7月24日 0時

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