動揺少年団 ページ26
「びびび美人過ぎじゃない…！？」
『loyalty』の打ち上げに参加している僕たち。
立食パーティー形式なのだが、妊娠しているマネージャーさんが心配なのか近くを離れないAさん。そんなAさん、今日もビジュ爆発している…。
普段の僕ならぺろりと平らげるようなご飯もAさんの美貌を見るのに忙してく手が進まない。
「最近黒の衣装着てるところしか見てなかったけど…」
「やっぱり白がよく似合いますね。」
「やー、ユンギヤ…。よく分かってるな…！」
確かに…『loyalty』だと黒のす、少しセクシーな衣装だったけど今日は白のシフォン系のかわいいドレスだ。どんな服でも着こなすAさん…すごい…将来はAさんが着る服になりたい…。
「写真１枚ぐらい欲しいなぁ…な、テヒョンア。」
ジミニヒョンの言葉に話しかけられたのは僕じゃないのに思わず大きく頷いてしまう。ジミニヒョンの言葉に便乗するようにホビヒョンがニヤニヤと笑いながらテヒョンイヒョンの返事を待つも、返ってこず。
…どうしたんだろう？チラリ、とテヒョンイヒョンの様子を伺いギョッとする。
テヒョンイヒョンはAさんの美貌に負け、放心状態だった。ホビヒョンとジミニヒョンも驚いたように口を開いて止まっている。
「…うぇ！？あ、ちょ、見ないでよ！は、恥ずかしい…。」
なんて言って顔を真っ赤にして口元を隠している。何なの？普段はめちゃくちゃAさんにグイグイ行くのに…？？
「お、おーやーテヒョンア…どうしたんだ？」
「普段はそんなことになってないじゃん…？」
ホビヒョンとジミニヒョンもテヒョンイヒョンの状態に驚いているのか、声を震わせながら問う。テヒョンイヒョンは恥ずかしそうに「えへへ…」と笑い、口を開く。
「なんか黒に見慣れてたから白って改めていいなって思って…。」
「じゃ、じゃあ今日はAさんに話しかけられない！？」
「え、うん。」
「写真撮るお誘いできないってこと…！？」
「うん。」
テヒョンイヒョンのあっさりとした返事に２人のヒョンが途端に負のオーラをまとった。…が、すぐに姿勢を整え２人で頷きあう。
「みんな！Aさんに話しかける人ジャンケンしよ！」
「…え。」
僕、絶対話しかけられないから負けられないな…！
なんて、気合を入れたジャンケンはナムジュニヒョンが負けるという結末を迎えたのだった。
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まちおか(プロフ) - りおん。さん» ありがとうございます！続きも頑張って更新するので応援、よろしくおねがいします！ (2022年5月12日 0時) (
レス) id: cf9672e178 (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - いつも続きをわくわくしながら読ませてもらってます…！これからも応援してます！ (2022年5月1日 22時) (レス) @page11 id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちおか
| 作成日時：2022年4月10日 20時
