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チョン ジョングク、今にも倒れそうです。

ティザー撮影で用意されていた衣装は黒地に金色の装飾のスーツだったため、Aさんもいつもの白い衣装じゃないのかな?黒い衣装もきっと着こなしてしまうんだろう、なーんて、呑気に考えていたのが間違いだった。


「じゃなくて、すみません。怪我はないですか?」


そうラプモニヒョンと会話をするAさんを見て僕は息が止まりそうだった。

普段どおりのサラサラの髪に普段とは違う真っ黒なマーメイドドレス。首元にはキラキラと輝くネックレスがつけられており、Aさんの新しい魅力を更に際立たせている。メイクも普段のナチュラルな感じとは違い、ゴールド系のラメがAさんの綺麗な瞳を輝かせていた。


「な、ナムジュニヒョンずるい!俺が一番先に歩いてればよかった…待てよ?今ナムジュニヒョンに抱きつけばAさんに抱きついてるのと一緒かな?」
「テヒョン…あんまり変なこと言わないでくれ…。」


そんなヴィヒョンの言葉に馬鹿らしい、と感じながらもついついラプモニヒョンに手が伸びてしまう。


「ジョングガ…落ち着け…。」
「はっ、ジニヒョン…。」


そんな伸ばした手を止めてくれたのはジニヒョン。ジニヒョンもAさんの新たな魅力に驚いているのか視線は一向にこっちに向けない。まあ、僕もAさんから視線外せないんだけど。

そんな僕たちからの視線に気づいたのか、Aさんは少し気まずそうに髪を触りながら口を開く。


「あの、そんなにこの格好変ですかね…?」
「いや!全然変じゃないですよ!」


そう口に出したホビヒョンに少し安心したような顔をしたが、またすぐに不安そうな表情が顔を出す。
こ、ここは男としてガツンと褒め言葉の一つでもかけてあげるべきなのかな…?でも僕ごときがAさんのこと元気にしてあげられるのだろうか…、と考えていると僕の後ろに居たはずのジミニヒョンがAさんの手首を掴んで一言。


「Aさんはずっとお綺麗ですよ。」


これには僕たちも驚きで少しも動くことが出来なかった。

すごい…ドラマのワンシーンみたいだ…。

・→←ティザー撮影



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まちおか(プロフ) - りおん。さん» ありがとうございます!続きも頑張って更新するので応援、よろしくおねがいします! (2022年5月12日 0時) (レス) id: cf9672e178 (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - いつも続きをわくわくしながら読ませてもらってます…!これからも応援してます! (2022年5月1日 22時) (レス) @page11 id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まちおか | 作成日時:2022年4月10日 20時

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