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マネオンニは新人さんを気遣うように新人さん手帳を覗き込みながら話をする。
「今後の流れとしては楽曲コラボをしながら雑誌の写真撮影が数個ぐらいかしらね。」
「了解です。」
新人さんも今後の流れは確認済みなのか、コクコクと何度も頷きながら話を進めていく。
「でも！今日はとりあえず新人さんと仲良くなるためにお茶会でもしましょうか！」
「え、いいんですか…！？」
マネオンニが明るく新人さんに伝えると、新人さんは嬉しそうに目を輝かせている。
まあ話してみないことにはどんな人なのかもわからないしね。
私も賛成するように笑顔を浮かべる。
「それじゃあ私は悲しいことに買い出し担当は出来ないのでお願いします…。」
「了解。」
シクシク、と泣き真似をしながら買い出しのお願いをするとすぐにマネオンニが返事をして部屋を出て行こうとする。
「あ、待ってください！私行きますよ！」
「え、でも主役が自分で買い出しって悲しくない？」
「あの、でも…」と新人さんは口ごもりながらマネオンニに近づいていき、内緒の話をするかのように声を潜める。
何の話だろう、と様子を伺っていると話を聞いたマネオンニは面白そうに笑い、視線を新人さんから私へと移す。
「A。この子あなたと仲良くなりたいみたいよ。」
「そうなんですか？でもこれからマネージャーしてくれるんだしそんな心配しなくてもすぐに仲良くなれるのに…。」
だってマネージャーなんて仕事の間ずっと一緒に居るんだよ？絶対仲良くなるでしょ。
そんな気持ちを込めて発言すれば新人さんは驚いたように口をあんぐりと開け、数回瞬きを繰り返す。
…あれ、固まっちゃった。
おーい、と新人さんの目の前で手を振り、意識の確認をすれば再度慌てたように動き出す。
「あの！とにかく私が買い出しに行きますので…！」
「あ、ちょっと」
新人さんは自分の鞄を掴み、急いで部屋を出ていく。マネオンニも出ていった新人さんの後を追うように部屋を出ていく。
広い部屋に１人になった私。
「…もしかして私、嫌われてる？」
ポツリ、と呟かれた言葉は誰にも拾われることはなかった。
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まちおか(プロフ) - カレールーさん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！気をつけていたはずなのですが間違えていた名前、訂正させて頂きました。 (2022年3月16日 13時) (
レス) id: 0d0e1da57f (このIDを非表示/違反報告)
カレールー - とても面白いです。これからも更新楽しみに待ってます。ひとつだけ訂正させてください、テヒョンの名前はパッチムの関係でテヒョナ、ではなくテヒョンア又はテヒョンイとなるのが正しいです。 (2022年3月16日 12時) (レス) @page15 id: e3d9ccdf62 (このIDを非表示/違反報告)
まちおか(プロフ) - れそさん» わざわざ教えていただきありがとうございます!れそさんをワクワクドキドキさせることが出来たのなら嬉しいです。更新頑張ります! (2022年3月9日 12時) (レス) id: e1ee7bf1b7 (このIDを非表示/違反報告)
れそ(プロフ) - スクロールをしたところ、誤って低評価を付けてしまいました。個人的に最高の作品で久しぶりにワクワクドキドキしながら読ませて頂きました。次の更新を楽しみにしています。評価の件本当に申し訳ありません！ (2022年3月8日 12時) (レス) @page12 id: 55309b6632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちおか
| 作成日時：2022年2月28日 2時
