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普段Vライブなんて使わないAさんの突然のサプライズに僕は何も言葉が出なかった。
ふと、楽屋内が静かなことに気づき見渡すとみんな携帯の画面を熱心に見つめている。
わぁ…気づいてないの僕だけだったんだ…。Vライブを開き、ようやくメイクをしてもらう体制を取る。
「待ちくたびれたんですけど。」
「本当ごめんなさい。これからはAさんを見つめるので普段よりもメイクしやすいので…。」
メイクヌナのお小言に返事をし、すっぴんのAさんを見つめる。すっぴんでも綺麗すぎる…。
AさんのVライブはコメントがすぐに流れていくが、大半はSNSで僕たちのツイートに反応した理由を問うものだった。
『みなさんーお久しぶりですー。』
『今日もたくさんの方が来てくれましたね。嬉しいです。ちなみに私は今日お休みなんですけど皆さんはお仕事とかですか？』
『…あー、みなさんSNSのツイートに興味津々ですか？いや、深い意味はないですよ？ただ面白いな、と思いまして。』
『はい。みなさんと同じ感情を共有したくてツイートに反応させていただきました。』
「Aさんの中に面白いという感情を発生させられたならあの写真あげられても別にいいや…。」
「僕はこのためにお皿を洗っていたのかな…？」
「ヒョン、僕はこんなヒョンが居て幸せですよ。」
手のひらを返したかのような僕たちの言葉にテヒョンアが不満そうに頬をふくらませているのが鏡越しに見える。
「Aさんに見てもらえるなら俺の写真も一緒に入れておけばよかった。」
「本当残念だねテヒョンアー。」
「ジニヒョン全然そう思ってないでしょ！」
ジニヒョンの煽りで2人の追いかけっこが始まり、その様子を写真に収めるホビヒョン。
隣のユンギヒョンはメイクヌナにメイクをしてもらいながらスマホでAさんのVライブを聞き、なにか手帳にメモをしている。時間に無駄がない使い方ですごいな。
「無駄に動かないから本当に普段よりメイクしやすいわね。」
メイクヌナにメイクを仕上げてもらい、僕のメイクが完成する。自分で最後に確認をし、メイクヌナにお礼を伝えて場所移動。
『あ、そう言えばもうすぐライブのチケット抽選ですね。みなさん、忘れてないですか？』
…あ。
「忘れてた！！！」
「いや、忘れてたも何もライブ行ったら騒ぎになるからだめだってマネヒョンに言われただろ。」
ぽかり、と頭をナムジュニヒョンに叩かれる。
はーあ、行きたかったなぁ。
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まちおか(プロフ) - カレールーさん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！気をつけていたはずなのですが間違えていた名前、訂正させて頂きました。 (2022年3月16日 13時) (
レス) id: 0d0e1da57f (このIDを非表示/違反報告)
カレールー - とても面白いです。これからも更新楽しみに待ってます。ひとつだけ訂正させてください、テヒョンの名前はパッチムの関係でテヒョナ、ではなくテヒョンア又はテヒョンイとなるのが正しいです。 (2022年3月16日 12時) (レス) @page15 id: e3d9ccdf62 (このIDを非表示/違反報告)
まちおか(プロフ) - れそさん» わざわざ教えていただきありがとうございます!れそさんをワクワクドキドキさせることが出来たのなら嬉しいです。更新頑張ります! (2022年3月9日 12時) (レス) id: e1ee7bf1b7 (このIDを非表示/違反報告)
れそ(プロフ) - スクロールをしたところ、誤って低評価を付けてしまいました。個人的に最高の作品で久しぶりにワクワクドキドキしながら読ませて頂きました。次の更新を楽しみにしています。評価の件本当に申し訳ありません！ (2022年3月8日 12時) (レス) @page12 id: 55309b6632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちおか
| 作成日時：2022年2月28日 2時
