ら民町のハロウィン事情〜改〜

37話「吸血鬼の説教」 ページ37

ら「違うんだってれうさん！！れう！落ち着け！！！」





どんどんらっだぁさんに近づくレウクラウドさん。



らっだぁさんは「待て」と両手を前に出しながら



レウクラウドさんが近づく分だけ下がっていく。





レ「落ち着けって言われてもな！らっだぁお前これで植物枯らしたの

何回目だよ！！！8回目でしょ！？」




『多すぎませんか』




レ「んもぉー！！！毎回毎回教えてんのに！！！！

なんでかけすぎちゃうの！？らっだぁはこういうところが悪いんだからな！？」





頭を抱えて大きな声で怒鳴りあげるレウクラウドさん。



対象のらっだぁさんはニット帽を深く被ってうずくまっていた。





ら「はぁー！！！れうさんの説教始まった！！！

A！お願い助けて！！」




『そのまま説教を受けていてください』




ら「見放された！？」





8回もこのようなことを犯しているのは流石に私でもどうかと思う。



萎れている植物を見て私はもっと溜息を吐いた。




すると、





ドゴォォォォォォン、！！





と、大きな音が館に響いた。

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