72話「結界は仲間をも遮断する」 ページ26
らっだぁさんが大きく口を開ける。
もう駄目だと思い、目を力強く瞑る。
……が、その痛みはまだ来なくて。
不思議に思い目を開けると
ら「くっそ…！んだこれッ！」
らっだぁさんが紺色の結界に閉じ込められていた。
それと同時に私の足元に紺色の魔法陣が現れる。
それを見たらっだぁさんは分かり易く焦り始める。
ら「コンちゃんか…！！まずい…ッ！！」
私を光が包むと同時にガラスが割れるような音が響く。
咄嗟に目を瞑る。
？「Aッ！！」
らっだぁさんではないその声。
目を開くときょーさんが私の顔を覗き込んでいた。
『きょー、さん…？』
き「よかった、まだ喰われてなかったな」
コ「ギリギリだったよ全く……」
その場にはコンタミさんも居た。
ふと、コンタミさんの先にある緑の物体が気になってしまい
身を乗り出して"それ"を見てしまった。
き「ッ！A！！」
『＿＿ヒッ…？！』
お腹から大量の血を流して横たわっている緑の物体。
この館で緑を身に纏っているのは一人しかいない。
『緑色…さ、ん？』
それが緑色さんだと感知すると急に嗚咽感がこみ上げてくる。
コ「大丈夫？！」
『だ、大丈夫です……それで、ここは…？』
沢山のモニターと書類の数々。
この部屋は見たことがない。
き「どりみーの部屋や…あいつは入ったことのある部屋ならどこでも見れるからな…。
ここでAを探してたららっだぁに喰われる寸前やったしで…」
バンッ！！
すると急に扉が開く。
青鬼やらっだぁさんなら対処しないといけないので全員が扉の方へと注目する。
だが、扉を開けて入ってきたのは。
レ「あ…よかった、居た…」
き「れうさん！」
コ「…どうしたのその"腕"」
レ「え、あぁ気にしないで…フワッティに"片腕持ってかれた"だけだから」
自身の左腕を右手で持ちながら入ってきたレウクラウドさんだった。
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アイ - 初コメ失札します。この作品は、リメイク前からみてたので、これからも、無理しすぎないで、更新頑張ってくざさい!応援してます! (2020年7月4日 8時) (
レス) id: 8e21c3f724 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - 楽しかったです。期待して続編番外編まってますね！ (2020年7月3日 21時) (レス) id: 81d93d5e8c (このIDを非表示/違反報告)
飴樣 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます (2020年6月21日 22時) (レス) id: f5daa61569 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 初コメント失礼します。少し前にこの作品を見つけ、リメイク前も見させていただきました。ゆっくり更新頑張ってください！！失礼しました。 (2020年5月10日 20時) (レス) id: b30259d355 (このIDを非表示/違反報告)
みくろん(プロフ) - 続編おめでとうございます！リメイク前からずっと読んでいた作品だったので、続編が出て更新してくださることがとても嬉しいです！無理しすぎず更新頑張って下さい！ずっと応援してます！ (2020年3月21日 12時) (レス) id: a0148164b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天使匠 | 作成日時：2020年2月12日 18時
