66話「蝙蝠の道案内」 ページ20
レ「A！！！伏せてぇぇぇぇぇ！！！！」
『ッ！！』
私の後ろから声が聞こえたのでその声の通りに従って頭を抑えてしゃがみこむ。
するとレウクラウドさんが私の後ろから青鬼に飛び蹴りを喰らわせた。
青鬼は10メートル程飛んでいった。
『レ、レウクラウドさん！！！』
レ「A！ここは危ないから早く遠い所へ！！」
『で、でも…！』
するとレウクラウドさんの手から一匹のコウモリが現れる。
レ「そのコウモリについていって！！安全なところまで連れていく！！」
『わ、分かりました！！！』
レウクラウドさんに背を向け、コウモリについていく。
コウモリはどんどん地下の深い所まで入っていく。
正直怖かったが、そんなことを言っている場合ではないので足を進めた。
暗い道をコウモリの道案内で進んでいく。
暗いけどコウモリのお陰なのか多少明るく見えた。
そのおかげで、先に見える青色にも気づいた。
『ヒッ…！！』
私の倍はある大きさの青鬼。
コウモリは私の後ろを飛んでいく。
こんなところで、止まっているわけにはいかない。
もう守ってくれる人はいないんだ。
そう意を決して私はコウモリの後を青鬼から逃げながらついていった。
『はぁ…ッ、はぁ……！』
私は走った。
青鬼の魔の手が届かない所まで。
せっかくらっだぁさん達が救ってくれたこの命を、
儀式の日まで散らすわけにはいかない。
そう思いながら無我夢中に走っていると青鬼はもう追っては来ていなかった。
連れてこられたのは地下室のベットが並んでいる部屋。
息を殺していればばれないとは思うがやはりまだ不安で仕方なかった。
ちょっと息を整えよう＿＿＿。
そう思っていると部屋の扉が勢いよく開く。
『！？』
私は一回身構えたが、扉の先にいたのは
ら「A！！！」
『ら、らっだぁさん……？』
どこも変化していないらっだぁさんだった。
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アイ - 初コメ失札します。この作品は、リメイク前からみてたので、これからも、無理しすぎないで、更新頑張ってくざさい!応援してます! (2020年7月4日 8時) (
レス) id: 8e21c3f724 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - 楽しかったです。期待して続編番外編まってますね！ (2020年7月3日 21時) (レス) id: 81d93d5e8c (このIDを非表示/違反報告)
飴樣 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます (2020年6月21日 22時) (レス) id: f5daa61569 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 初コメント失礼します。少し前にこの作品を見つけ、リメイク前も見させていただきました。ゆっくり更新頑張ってください！！失礼しました。 (2020年5月10日 20時) (レス) id: b30259d355 (このIDを非表示/違反報告)
みくろん(プロフ) - 続編おめでとうございます！リメイク前からずっと読んでいた作品だったので、続編が出て更新してくださることがとても嬉しいです！無理しすぎず更新頑張って下さい！ずっと応援してます！ (2020年3月21日 12時) (レス) id: a0148164b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天使匠 | 作成日時：2020年2月12日 18時
