恋人でも他人でもなくて、

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なに？言うことを聞くって、



年下にこき使われていい様にされて毎日怯えながら過ごすってこと、？


「......あの、言うことを聞くって具体的に....」


恐る恐る聞いてみる


『そんな悪い風に捉えないでよ笑』

『ただ僕の言うことを聞いて欲しいだけ、友達以上恋人未満的なさ』



「.....つまりそういう関係ってこと？」





『はは、Aさんそんなに僕が良かった？？』



彼はそうやってやっぱり覚えてるじゃんと言ってくる




いや、そういう意味じゃなくて、と必死に否定する



『一概にそういうわけじゃないんだけどなんか面白そうじゃない？』

『あと年上の人と遊んだことなかったから少し興味がある』



面白いって、


秘密握られて言わない代わりに言うこと絶対聞くって約束がどう考えてもおかしい


面白いって理由だけで屈辱的なことされて振り回されるなんて


しかしそれで黙ってくれるならその条件を飲むしかない




「あなたの約束受け入れたら警察にはバラさない？」



『もちろん、あとジョンウォン』


「ジョンウォン....？」


『僕の名前。これからそう呼んでAさん』


「わかった、ジョンウォンくん」


『よくできましたこれからよろしくね』




そう言い、ニコニコして、はい握手と手を伸ばしてきた




真っ直ぐ見つめてくる猫目のジョンウォンくん



純粋そうな顔とは裏腹に行動がとんでもなくプレイボーイ






ここから私とジョンウォンくんの不思議な関係が始まった

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