[ヘタリア]重い扉を開けたのならば〜PART２〜

５０：〜菊side〜 ページ6

ギル「あ、おい！お前ら待てよ！おいてくな！！」

アサ「ぁ…」

あぁ行ってしまいました；；

すると後ろからふいに声がs

フェリ「ぴぎゃぁぁぁあぁぁ！あ、菊！菊！助けて！！ルートが；；」

ルート「フェリシアァァァアァノォォォォ！！」

まぁまぁ落ち着いてください、となだめて…

ギル「おっヴェストにフェリちゃんじゃねーか！

おいおいヴェストそんなにフェリちゃんいじめるなよー」

ルート「兄さん…」

そんなこんなで3人は行ってしまわれました

するとフランシスさんが話しだし…

フラン「あのさ…昨日俺生徒会室で生徒の情報の整理してたのね？」

アサ「あぁ…」

……私も見ました

もちろん見たくて見たわけではありませんよ？

たまたま通りかかった時に見えたんです

菊「…」

フラン「あー菊は知ってると思うけど…

アーサー知ってる？

今度さ」

アサ「なんだ？もったいぶんなよ」

フラン「二人…転校生が来るんだって」

アサ「それで？」

あぁやっぱり気づいていらっしゃらない…

フラン「一人は国名がクロアチアなんだ

でももう一人は記入されていない…」

もうそろそろアーサーさんも気づいていいはずです

フラン「ってことは…」

アサ「もしかしたら」

菊「一人はAさんと同じ世界から来たのかもしれない…ということ

です」

あぁ、とフランシスさんは考え込む

アサ「そっそれがどうしたっていうんだよ」

フラン「よく考えてみろよ；；Aだってさっきみたいにアイルラン

ドだって張り切ってたけど実際は彼女は元の世界では普通の人間だ」

アサ「それで？」

菊「その国名がわからない方だって元は普通の人間だったわけですから

国、と言われれば戸惑うでしょうあの時のAさんみたいに」

当然…私が初めてAさんにお会いした時、『あなたはアイルランドさん

ですか』と言うと相当戸惑っていらっしゃいましたからね＾＾

アサ「だからって…」

フラン「戸惑うだけじゃない

その子の国はどうするの？って話だろ？

Aちゃんの場合アイルランドがいなかったから良かったけど…」

アサ「…そうだな…」

フラン「まぁ、その子がどう対応するかだね！！

ここは国じゃないと入れないから一応は決めてくるだろうし」

アサ「決めてくる、って？」

アーサーさんは本当にこの学校の生徒会長なのでしょうか…；；

５１：疑問〜アーサーside〜→←４９：国ってこと忘れてた

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