044 ページ43
▼.
『Aちゃん、誕生日おめでとう』
「わっ!廉くんありがとう!」
Aちゃんの誕生日の日
朝イチ番にお祝いすると、
Aちゃんは、嬉しそうに微笑んだ。
『今日何着るん?』
「えへへ、内緒^^」
鼻唄まで歌って、相当ご機嫌みたい。笑
20歳ってなんか特別やもんな。
『じゃあ、先仕事行くな?』
「うん、またスタジオでね!」
『行ってきます』
「行ってらっしゃい」
なんか、良いやろ、この感じ。
夫婦みたいやな、なんて。
スタジオに行くと早速、
今日の撮影の準備に取り掛かる。
後からAちゃんも撮影に来るけど
その前に潤さんに呼び出されてるんやった。
なんやろ…??
_____コンコンコンッ
『失礼します』
会議室のテーブルに潤さんが座ってる。
俺が向かい側に座ると、潤さんが口を開いた。
潤「廉、お前、よくやった。」
そう言って、手元に出されたのは
" NEW LOOK " の創刊号。
表紙はもちろん、
俺がプロデュースしたAA
目の前に置かれた雑誌を手に取る。
他のモデルさんも載っているにも関わらず
Aちゃんは圧倒的な美しさで
"ああ〜、きっとビッグになっていくんやろなあ"
って実感した。
.
「それともう1つ。、、、__________。」
けれど、潤さんの話の本題は
そのことではなかった。
▲
.
154人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Raine. | 作成日時:2020年5月27日 17時