今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:48,806 hit
小｜中｜大
042 ページ41
▽
_____ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬｯ…
今日もたくさん撮られていく。
もちろん、
廉くんが選んでくれた服を身に付けて。
" 最後のテーマは、恋する乙女でいこうか "
" 誰かを思い浮かべてくれてもいいよ "
カメラマンさんからのアドバイスを受けて
そっと目を閉じる。
不意に、暖翔の手紙を思い出した。
" must be, I love you. "
暖翔と過ごした幼い頃の記憶が蘇る。
だけど、自然に悲しくはならなくて、
______暖翔、ありがとう。
落ち着いて、そんな風に思えた。
目を開けると、
スタジオの入り口に
私の撮影を見学する廉くんが居て目が合う。
すると廉くんは、
頭に " ハテナ " を浮かべるように、首を傾げた。
その姿がなんか可愛くて、
" ふふっ " っと笑うと、
向こうで廉くんも微笑んでくれる。
_____ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬｯ…
その瞬間から、最後の撮影が始まった。
△
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
設定タグ：永瀬廉 , King&Prince
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Raine. | 作成日時：2020年5月27日 17時
