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感受性が豊かで
仕事場ではいつも明るくて
やけど意外と繊細で
ピュアで真っ直ぐで。
笑顔が可愛くて
たまにおっちょこちょい。
ていうか結構、鈍臭い。
俺は、Aちゃんが東京に来てから
ずっと隣で見てきた。
まだ決して長くはない時間やけど
それでも俺は
Aちゃんをわかってるつもりでいた。
でも、
俺の全く知らないAちゃんが
確かに今、目の前にいて。
カメラの前で色んな表情を見せる彼女は
きっとこの先、
たくさんの人を魅了していく。
嬉しい…
嬉しいはずやのに…
なんかモヤモヤするわ。
わかってる。
俺のいらん独占欲。
やけど…
「廉くん！ただいm…
『……おかえり。』
「……れ、、れんくん？？」
『…………ごめん。もうちょっとだけ。』
家に帰ってきたAちゃんを抱きしめてしまった。
誰かの、Aちゃん
みんなの、Aちゃん
になってしまう前に
Aちゃんが
自分のそばにいることを確認したくて
…
ごめん。困らせて。
『さっ！ご飯食べよっか！！』
「う…うん！！あ〜！お腹空いた〜！！！」
『食べ過ぎて太んなよ？笑』
「うわっ！廉くんのいじわる！笑」
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作者名：Raine. | 作成日時：2020年5月27日 17時
