Engage Ring. (ページ18)

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葵「廉が連れてきたAちゃん素敵な子だね」

『当たり前やろ』

葵「うわ出た。どこから来るかわからない自信」

『うるさいわ。笑』

俺と葵は同い年で、

ちょうど俺が事務所に入った頃と

葵が事務所に入った時期が同じってこともあって

何でも話せる同志って感じ。

最近は、葵の人気がすごくて

正直、俺だけ置いてかれてる気がして

ちょっと焦る。

俺も早く実績残さな、、って。

葵「あの子となら廉の夢叶えられるかもね」

俺の夢…

それは、

自分だけの、

唯一無二の存在である

"ミューズ"

その女の子を

自分のスタイリングで有名にすること。

の、はずやった。

危うく、忘れるとこやった。

最近アシスタントの仕事が忙しくて

自分の夢のことを考えてる暇もないくらい。

やけど

Aちゃんを支える立場の俺がしっかりせな

何してんねんってな。

『葵、さんきゅ。』

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『Aちゃんおまたせ。帰ろっか』

「うん！廉くんもお疲れさまです^^」

この笑顔があれば、俺、

どこまでも頑張れる気がするわ。

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