ドエス王子

#07 こいつMだな。 ページ7

【臣】

はぁ…仕事終わった。

家帰ってはやく寝てぇ…


そう思いながら楽屋のドアを開ける。


…？

A｢あ！と、登坂さん！｣

1人楽屋で雑誌を読んで待ってる女がいた。

あー、今日入ったメイクの人か。


A｢お仕事お疲れ様です…！｣

いや、なんか俺めちゃくちゃ気使われてる？(笑)


でも、

臣｢…ありがとう｣

一応返事は返しとく。


そして女の人は、
｢メイク落としちゃいましょう！｣と言う。

…なんか焦ってる？(笑)



ガシャン！！！！！

でも次の瞬間、かなり耳に響く音が聞こえる。


あー、こいつ派手にやったな…

床には思いっきりメイク道具などが転がっていた。


A｢あ…ごめんなさい…｣

そう言うと女の人は道具を拾い出す。



なんかこいつ緊張してる？(笑)

めちゃ顔真っ赤だし。
手震えてるし。
涙目だし。



やっば…ww ﾆﾔ



臣｢ねぇ。｣

俺はいつの間にか女の人に声をかけていた。

A｢は、はい！……やっ！//｣

女の人が返事したと同時に腕を掴む。


は、。こいつ細。ちゃんと飯食ってんのかよ。

と思い、顔を近づける。


そしてもっと女の人の顔は赤くなる。

床に座って、上目遣いでこっちを見る。


まじやば…wwﾆﾔ



臣｢そんなに俺といると緊張する？｣

ドエス心がくすぐられ、言葉が出た。


A｢…えっ//｣

女の人は、目を大きく開ける。

そして握っている腕は少し震えてる。


でももっと反応が見たかったから、

｢顔真っ赤だよ？笑｣ と言ってみる


そしたら女の人は、

｢え、嘘…//｣ と言い自分の顔に手を当てる。

今更気づいたのかよ(笑)


でも、

A｢そ、そんなことより…はやくメイク
落としちゃいましょうよ…//｣

女の人は、そう言ってきた。



少しイラっと来た俺は、｢は？｣と冷たく言い返す。


でも、｢…ご、ごめんなさい。｣結局この人は謝る。(笑)



また涙目になったから、
｢べつにいいよ。はやく落として。｣
と言ったら、
声の小さい｢はい…｣と言う返事。


…こいつMだなwww

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