2話 ページ3
sideA
今日は新人が来るそうです。
武久「A。迎えに行ってこい。」
A『はい。』
扉を開けていたのは
A『……』
「悪魔」と呼ばれる森羅日下部。
シンラ「ま、魔神!!てめぇ、なんでこんな」
A『大隊長が待ってます。』
説明とかもきっと大隊長と中隊長がやってくれるでしょ。
A『来ないなら良いです。』
シンラ「ま、待てよ。」
シンラ(可愛くねー……)
A『連れて来ました。』
武久「ご苦労。」
労われるのは慣れてません。
秋樽「おお、ご苦労さん。喜べる時に喜べ。」
また、大きな手が私の頭に乗りました…
A『労われる事に慣れておりません故…』
は、恥ずかしい…
シンラ(アイツ、あんな真っ赤になるんだな。なんかいつも無表情で愛想ないイメージ…)
秋樽「それより、シンラ。なんで履歴書の写真笑ってるの?」
あの引き攣った笑顔ですか。
お腹空いた…
武久「茉希は?」
A『はい、茉希隊員はシスターと共にシャワールームに居るかと思います。』
武久「そうか…」
?
A『言伝があるならば私が請負ますが…』
武久「いや…新人が来たから早めに支度しろ、と言ってこい。」
はーい。
A『あ、茉希さーん。シスター。』
アイリス「Aさん。」
お風呂上がりでホカホカの2人。
A『中隊長からの言伝です。新人が来たから早めに支度しろ、との事です。』
茉希「秒で支度します!」
血相変えて…
よっぽど中隊長を怖がってますね…
A『失礼します。シロガネ、戻りました。』
秋樽「おお。おかえり。」
お腹空いた……
秋樽「今にも死にそうな顔しやがって。ほれ、パン食うか?」
もぐもぐ…
A『……』
貰ったものを残すのは…
でも、こんなに食べれない……
A『茉希さん…』
茉希「じゃあちょっとだけ貰おうかな。」
察してくれました。
秋樽「これでも多いのか…お前は火を食うからなぁ…」
森羅「ヒーローとして当然の事です。」
「悪魔」で「ヒーロー」…
どういうこと。
茉希「やっぱり運命…!」
脳内乙女思考ですからね。茉希さんは。
シスターがチョップしてますけど…
森羅とシスター…
A『神に通ずる案内人が悪魔と結ばれるとか天変地異ですね。』
武久「急に毒吐くな。」
私が吹き出すのは炎です。
茉希「良いですね〜!ロマンチック〜!」
バキッ
中隊長からの雷が落ちそう。
それに気づいたのか茉希さんとシスターは震えてます。
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蓮 - ジョーカーとの関係などいろいろ気になります!とても面白いです!続きを楽しみにしてます!頑張って下さい。 (2020年7月6日 18時) (レス) id: def185814e (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月10日 15時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
あに芋 - この小説めっちゃ好きです!!続きが気になります!早く紅との接触が見てみたいです!!更新待っています!! (2020年1月9日 19時) (レス) id: d6f2ad8f63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年12月25日 21時