誰ですか、貴方達【超特急】Part2 (ページ47)

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村田祐基生誕祭⑥ ページ47

「大丈夫？」

急に祐基さんから離されたことにより体が少し横に傾いた。

それを太陽さんが優しく受け止めてくれた

『あ.....はい、え、あの...なんで...』

「タクヤから連絡があって、そらさんが走っていった方向を追ってたら、

ここに来てん、ユーキ誕生日やし、邪魔するのもなーって、思って見てたんやけど...」

危なかったから...と言いはにかんだ太陽さん

.

「...う～...ごめんねそらさん...」

『...いえ、』

あの後外にいるにも関わらず太陽さん以外のメンバー全員からかるーくお説教を受けた祐基さん

ついで...なのかはわからないが、私も稜雅さんに「ビンタしてでもいいからああいうときは離れなさい」とデコピンされた。地味に痛い

「...よし！行こう！」

『...？』

「えっ？何処に！？」

いいからいいから、と行き先を教えてくれないまま歩き出して行った佑亮さん達

「...実は、ユーキの誕生日パーティーのために、店予約してるんだ」と海さん

『...なるほど』

納得した私は祐基さんにはそれを告げないまま彼らのあとを追いかけるようにして歩き出した

「えっ？そらさん？え、どこ行くの？」

疑問が抜けないまま同じく小走りで後をついてきた祐基さん

なんだか犬みたいで微笑ましくなり、無意識のままに行動に移していた

『...』

「.....！？」

『...内緒、ですよ...？』

道中、祐基さんは頬を抑えたまま真っ赤な顔をしていて佑亮さんと太陽さんに物凄く心配されてた

.......誕生日おめでとうございます...祐基さん