誰ですか、貴方達【超特急】

母と隣人 ページ26

番外編です

本編と関わってるっちゃ関わってます

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今日は母が珍しく朝から家を空けている



「お母さん朝弱いのによく起きれたね」



『...そうだね

なんか楽しいことでもあるんじゃない』




「ま、まさか浮...」





「黙れ父さん」




『お父さん喋んないで』




「うるさいお父さん」







「ﾊｲ、ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ」








こんな会話を家でしていた



その頃の母(名前は吉村春夏、はなと読みます)








「ふふふ〜ん、今日はスーパー特売日だから、

早起きしちゃった！」




一人でスキップしながら鼻歌交じりに笑顔でそう一人言を漏らしていた








「...あの！すみません...」






「？？...はぁーい、なんですか？」







不意に呼び止められて立ち止まった







「あ、これ落としましたよ！

うふふ、今日特売日ですものね」





スーパーで買ったものを落としていたようで




「あらぁ！ありがとう！

あら？お隣の家の...」






「はい〜、福田です

吉村さん、ですよね？」






拾ってくれたのは隣の家の人でした




「ええそうなの〜！

偶然ね！...あら、時間が、ごめんなさい〜

私はこれで、本当にありがとう〜！」







「いえいえ、お役に立てたのなら良かったわ〜

今度お茶でもしましょ！」








軽く話し、お互いに挨拶を交わしてそれぞれ目的地へ向かっていった









母がこの話を夕飯の時にしていたのだが、


その"福田"という名字に物凄く聞き覚えがあったのは





私の気のせいだと信じたい







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うふふ、皆さん、隣人さん分かっちゃいました〜？

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