【ハイキュー】前髪は短くてもいいのかもしれない

前髪240cm ページ7

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片付けが終わると例によって食堂に行った。

今日は少し終わるのが早かったため、昨日よりは多く人が座っている。









中に入るなり翔陽くんはたまたま水を貰いに来ていた研磨さんに飛びつき、


それを見兼ねた黒尾さんが研磨さんを捕まえ、第3体育館組＋研磨さんと一緒に夕飯を食べることとなった









「ねぇ…A」









このあと時間あったらゲームしよ、と言って隣に座ってきた研磨さん。









『ぁ…いっ、今でも…だいじょぶ、ですっ…』



「夕飯は？」



『え、と…それなら、』



「はい、閑谷。お待たせ」









タイミングよく赤葦さんが戻ってきて、私の前におにぎりの乗ったお皿を置いた。

昨日おにぎり同盟を組んだ赤葦さんが、おすすめがあるから食べて欲しい、と言っておにぎりを作ってくれたのだ。









自分で握るよりも少し大きめのおにぎりを片手に持ち、ポケットからスマホを出し、電源を入れる。









『い、いまゲーム機は部屋なのでっ…』



「わかった、じゃあコード送るね」









ゲームを起動しながらおにぎりを一口かじる。少しピリ、とした辛さが口に広がった。









『…これは、？』



「菜の花辛子和え。俺の好物なんだけど、この間家でやったら結構いけたから家から持ってきた」



「まさかの持参型？？」



「ガチ勢じゃないですか」



「うまそう！」









同盟には食べてもらいたくて。と言った赤葦さん。
菜の花辛子和えか、これは初めてだ




…美味しい。









『…はい、ぁの…お、美味しい、ですっ』



「ングフゥ…」



「あああ赤葦さん！？」



「あかーし！？」



「おぉ…大丈夫か？」



「ちょ、きったな！？」









赤葦さん、たまにこうなるの。
なんでだろうね(あなたのせい)









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