【ハイキュー】前髪は長くないと…

前髪38cm ページ38

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自然と肩に力が入っていたのか、すっと抜けた感覚。


多分思いがけないつっきーくん…月島くんの言葉に少なからず安心したのかも。









頑張って話してみよう、それで、ちゃんと謝るんだ。









だから次はちゃんと話聞いてね

そんな想いも込めてぐり、と少しだけ頭を押し付けた。




ジャージちょっと濡れちゃったかも。それも後で謝ろう。







＿






「ごめん、Aちゃん。お願いね」



『はっはい、！…おっ、お任せ下さい…！』



「ふふ、うん。ありがとう」









バスから降り、重そうな荷物優先に清水さんから受け取り歩き出す。

広いな…さすが私立…









辺りを見回しながら歩いていると、視界の隅に黒いジャージをいくつか捉えた。

田中さんだ









相手校のバレー部らしき人にめちゃめちゃガン飛ばしてる。あ、回収された。


面白くてくす、と少し笑みを零した









するとこちらに戻ってきた澤村さんが私に話しかけてきた。







「そういえば、閑谷」



『…？はい、…？？』



「一応ここ他校だから…

相手校の選手とかビビらせんのもアレだし…」



『前髪はあげません』



「急に饒舌(じょうぜつ)。

…ま、今回は拒否権なしだからなっ」



『待って？？？』



「やぁだ、待たない。髪留め持ってるだろ？」









貸して。


ニッコリ笑顔で詰め寄ってくる澤村さんやぁだって可愛かったな









とりあえずバレッタは渡さない。

周りに気を配りながらじりじりと静かな攻防を繰り広げる。









すると澤村さんは何を思いついたのか翔陽くんに声をかけた。









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さて大地さんのターン(？)ですねっ
皆さんキュンキュンしてくださるとありがたいな！！！
デュ〇ルスタンバイ！！！(なんて？？？)

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