【ハイキュー】前髪は長くないと…

前髪23cm ページ23

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土曜日。試合の日がやってきた。

あれからすっかりつっきーくん…基、月島蛍くんに対する苦手意識が芽生えた私。









気弱巨人さん…そう呼ばれた時の声がいつもいつも反芻(はんすう)して、怖くてなかなか彼と話せない。


まぁ向こうから話しかけてくることもないし、変に近づかないようにしている。









同じ一年生としていつまでもこのままじゃダメのはわかっている。だが、怖い。特にあの目が。




つっきーくんと仲良くなれない代わりに、









「閑谷さんっ、おはようっ！」




『っ！！ぁ、や、山口くん…おはよう』









つっきーくんの幼馴染らしい山口忠くんとそこそこ仲良くなった。彼は優しいから好きだ。









影山くんもそうだったけど、意外と自分と身長が近いこと、



話しやすさもあって(影山くんは目つき悪いだけで話してみたらいいひとだった)、









私はかなり山口くんに懐いていると思う。山口くんも私に結構話しかけてくれる。









多分つっきーくんとの仲を取り持つ目的もあるんだと思う。おいおいまじか。でも可愛いから許す。









『しっ、試合、…頑張ってね、』




「！！う、うん！ありがとう、頑張るよ」




『ぁえ、と…つ、つきしまくんも…が、がんば、』




「そのオドオドした口調どうにかなんない？？

聞いててすごいイライラするんだケド」









頑張れ、って言おうとしたらそれを遮って文句を言われた。さよなら私のメンタル。


折角山口くんもおっ！！って顔してたのに一気に顔が青くなった。可愛い。









『……すみません…』




「わっ！！A、どうした！？」









とりあえず翔陽くんのところに逃げた。









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白鳥沢も好きです。
白布一択
でも川西もすこ。




誤字脱字、話の流れとかおかしいなと思ったら遠慮なく指摘してください。

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